IChannel インターフェイス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


リモート処理境界には、Context、AppDomain、プロセス、またはコンピュータがあります。アプリケーションは、チャネルを使用するだけでこれらの境界を超えることができます。このように境界を越える転送には、着信と発信があります。チャネルは、エンド ポイントで着信メッセージを待機したり、発信メッセージをそのエンド ポイントに送信したり、その両方を実行したりできます。これは、チャネルの他方の端にランタイムが存在しない場合でも、広範囲のプロトコルを組み込むための機能拡張ポイントをランタイムに提供します。
ランタイム オブジェクトを使用して、広範囲で豊富なセマンティクスおよびエンティティを表すことができます。チャネルは、メッセージを特定のプロトコルへ変換したり、特定のプロトコルから変換したりするための機能拡張ポイントを提供します。チャネルの両端にランタイムが存在する場合は、境界のそれぞれの側にあるクライアント シンク チェインとサーバー シンク チェインを接続するために、この 2 つの端の間に仮想チャネルが作成されます。
チャネルのクライアント部分は、クライアント コンテキスト シンク チェインの末尾にあります。チャネルのサーバー部分は、サーバー コンテキスト シンク チェインの先頭にあります。メッセージは、IMessageSink インターフェイスを使用してクライアント チャネルに配信され、このチャネルを経由した後、サーバー チャネルによって受信されます。サーバー チャネルは、先頭のサーバー コンテキスト シンクにメッセージを配信します。
チャネルは、ChannelName プロパティや ChannelPriority プロパティなどの情報プロパティを提供する IChannel インターフェイスを公開する必要があります。チャネルは、ChannelServices.RegisterChannel メソッドを使用して登録できます。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


IChannel プロパティ
IChannel メソッド
IChannel メンバ
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