IApplicationSettingsProvider インターフェイス
アセンブリ: System (system.dll 内)


アプリケーション設定アーキテクチャを使用すると、SettingsProvider の派生クラスであるカスタム設定プロバイダを作成することによって、アプリケーション設定のカスタム ストレージ機構を提供できます。このようなクラスには、プロパティの格納と取得を行うための基本機能が用意されています。ただし、カスタム設定プロバイダに IApplicationSettingsProvider インターフェイスを実装することによって、標準化された機能を追加できます。このインターフェイスには、主に設定プロバイダがアプリケーションのバージョン変更をより高度に処理できるようにする、3 つのメソッドが含まれます。通常、設定プロバイダは、次のような状況を想定して、異なるバージョンのアプリケーションのアプリケーション設定を個別に格納します。
LocalFileSettingsProvider クラスは、IApplicationSettingsProvider インターフェイスを実装します。IApplicationSettingsProvider に格納されているメソッドのセットと同じものが、ApplicationSettingsBase クラスにも存在するため、アプリケーション設定ラッパーとその設定プロバイダとの間で定義済みの通信チャネルを確立できます。
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このインターフェイスはオプションです。プロバイダがこのインターフェイスを実装しない場合、このインターフェイスで定義された任意のメソッドにアクセスを試みると、設定インフラストラクチャは通知なしで失敗します。 |

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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