ヘルツシュプルングの間隙
(Hertzsprung gap から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/11 00:27 UTC 版)
ヘルツシュプルングの間隙(Hertzsprung gap)は、ヘルツシュプルング・ラッセル図上の特徴である。スペクトル型A5とG0の間、絶対等級+1から-3の間(即ち、およそ1.5太陽質量より大きな質量をもつ恒星の、主系列の最上点から赤色巨星までの間)に恒星のない隙間の領域があることに最初に気付いたアイナー・ヘルツシュプルングに因んで名付けられた。進化途上の恒星がヘルツシュプルングの間隙を横切る時は、中心核での水素核融合を終えたが、水素殻燃焼が始まっていないことを意味する。
|
- 1 ヘルツシュプルングの間隙とは
- 2 ヘルツシュプルングの間隙の概要
- ヘルツシュプルングの間隙のページへのリンク