HB A1cとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ヘルスケア > 健康用語 > HB A1cの意味・解説 

ヘモグロビンA1c(HbA1c)【へもぐろびんえーわんしー】

HbA1c(ヘモグロビン A1c) とは赤血球中にある酸素を運ぶヘモグロビン血液中の糖が結合したもの。過去1~2か月間の平均血糖値表します通常血糖値変動激しいので、病院一時的に調べた血糖だけではその人糖尿病の状態 をみることはできません。そこで過去血糖値反映するHbA1cが糖尿病コントロール指標によく利用されます。QUPiOではこの値が4.3%以上5.2未満正常値としています。

ヘモグロビンA1c

(HB A1c から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/18 14:49 UTC 版)

ヘモグロビンA1c(ヘモグロビンエイワンシー[1]; Hemoglobin A1c; HbA1c)は、グリコヘモグロビンのうち、ヘモグロビンのβ鎖のN末端にグルコースが結合した糖化蛋白質である。「糖化ヘモグロビン」と呼ばれることもある。世界保健機関が推奨する基準値は、48 mmol/mol以下。


  1. ^ 特定健診受診者向けA4版チラシ」日本糖尿病学会
  2. ^ a b 加藤真由佳, 田中雅彦, 松井みどり, 橋本由徳, 神谷葉子, 神谷剛, 渡邉賢司「ヘモグロビンA1c異常低値を契機に診断された異常ヘモグロビン症の2家系,4例」『医学検査』第63巻第4号、日本臨床衛生検査技師会、2014年7月、 434-439頁、 doi:10.14932/jamt.13-109ISSN 0915-8669
  3. ^ 木下真紀「意外に多いヘモグロビン異常症:-ヘモグロビンA1c 値に与える影響-」『天理医学紀要』第23巻第2号、天理よろづ相談所 医学研究所、2020年、 88-95頁、 doi:10.12936/tenrikiyo.23-019ISSN 1344-1817NAID 130007961322
  4. ^ a b c HbA1c 血液検査 愛媛県総合保健協会
  5. ^ 石井宏明, 樋端恵美子, 村山秀喜, 小林則善, 小林龍彦, 床尾万寿雄「HbA1c偽高値から見つかった非糖尿病異常ヘモグロビンHbCの日本人高齢者の1例」『糖尿病』第64巻第3号、日本糖尿病学会、2021年、 185-190頁、 doi:10.11213/tonyobyo.64.185ISSN 0021-437XNAID 130008007323
  6. ^ 古賀正史, 村井潤, 曽我純子, 斎藤博「人間ドック受診時にHbA1cの異常低値を契機に発見した異常ヘモグロビン5例の解析」『糖尿病』第56巻第11号、日本糖尿病学会、2013年、 841-848頁、 doi:10.11213/tonyobyo.56.841ISSN 0021-437XNAID 130004905369
  7. ^ [糖尿病治療ガイド 2014-2015] - 日本糖尿病学会
  8. ^ 糖尿病の新しい合併症予防の血糖目標値に“甘い解釈”” (2013年12月16日). 2014年10月9日閲覧。


「ヘモグロビンA1c」の続きの解説一覧

HbA1c

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 07:48 UTC 版)

からだサポート研究所 糖尿病編」の記事における「HbA1c」の解説

HbA1cを入力管理する

※この「HbA1c」の解説は、「からだサポート研究所 糖尿病編」の解説の一部です。
「HbA1c」を含む「からだサポート研究所 糖尿病編」の記事については、「からだサポート研究所 糖尿病編」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「HB A1c」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「HbA1c」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「HB A1c」の関連用語

HB A1cのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



HB A1cのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
厚生労働省厚生労働省
(C)2024 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
e-ヘルスネット
QUPiOQUPiO
Copyright © 2024 Healthcare Committee, Inc. all rights reserved
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヘモグロビンA1c (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのからだサポート研究所 糖尿病編 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS