EditorZoneBase.RenderBody メソッド
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


RenderBody メソッドは、EditorZoneBase ゾーンの本体領域を表示します。これは、ヘッダーとフッター間にあるメインの内容表示領域であり、EditorPart コントロールを格納します。
RenderBody メソッドは、WebZone クラスの基本メソッドをオーバーライドし、EditorZoneBase ゾーンにだけ適用するレイアウトおよびスタイル属性を処理する専用のレンダリングを提供します。このメソッドは、ゾーン本体のすべての内容を含んだテーブルを表示します。さらにこのテーブル内で、ページの現在の表示モードなど、各種の条件に応じて異なる属性値を設定します。コントロールが含まれていない場合は、EmptyZoneText プロパティの値を表示します。

派生クラスで RenderBody メソッドをオーバーライドする方法を次のコード例に示します。例の実行に必要なコード全体については、EditorZoneBase クラスの概要のトピックで「例」を参照してください。
カスタム エディタ ゾーンは、Web ページの宣言型マークアップのゾーン テンプレートで使用できるよう、EditorZone クラスから派生します。このカスタム クラスは、RenderBody メソッドをオーバーライドし、<hr /> HTML 要素を追加してゾーンのヘッダーと本体の間に罫線を作成します。次にこのクラスは基本メソッドを呼び出して、ゾーン本体の残りの部分を表示します。
Protected Overrides Sub RenderBody(ByVal writer As _ HtmlTextWriter) writer.WriteLine("<hr />") MyBase.RenderBody(writer) End Sub
protected override void RenderBody(HtmlTextWriter writer) { writer.WriteLine("<hr />"); base.RenderBody(writer); }
ブラウザでページを読み込む場合、ドロップダウン リスト コントロールから [編集モード] を選択して、編集モードに切り替えることができます。コントロールのいずれかのタイトル バーで動詞メニュー (下向きの矢印) をクリックし、[編集] をクリックすることにより、選択されたコントロールを編集できます。EditorZone コントロールおよび編集ユーザー インターフェイス (UI) が表示されている場合、エディタ ゾーンのヘッダーと本体の間に作成された罫線を確認できます。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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