EOS 90D
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「キヤノン EOS 10D」の記事における「EOS 90D」の解説
2019年(令和元年)9月20日発売。EOS80Dの後継機種。4K動画撮影に対応。新開発の3,250万画素CMOSセンサーを搭載している。EOS 60D以降省略された背面のマルチコントローラーが復活した。また、シャッターボタンが半押しと全押しでレリーズの圧力が変化するEOS 5D MarkIV等と同じタイプに変更になった。EOS 80Dの視野率100%ファインダーとオールクロス45点AFセンサーの仕様を引き続き継承している。公称最高約10コマ/秒の連続撮影に対応。画像処理エンジンが『DIGIC 8』になったことで、撮影時に画像に対し、レンズの回折補正などを含む『デジタルレンズオプティマイザ』の適用が可能となった。これはキヤノンのAPS-Cセンサー搭載機の中でEOS Kiss Mに次いで2番目である。そのほかシングルスロットとなるがUHS-II規格のSDHC・SDXCメモリーカードに対応した。加えて EOS 30DからEOS 80Dまでのシャッター動作耐久は10万回だったのに対し、本機の耐久回数は12万回に強化された。また、デザインが一部変更された。すなわち二桁D機としては初めて、(X6i以降のEOS Kiss XシリーズやEOS 6D MarkIIと同様)ペンタカバー下部の右手が当たる所のボディに彫り込みが設けられ、したがってEOS 70DやEOS 80Dを初めとする先代機種よりグリップが大幅に深くなり、握りやすくなった。ボディ単体の販売の他、レンズキットとしてはEOS 80Dから登場したEF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMのみとなり、ダブルズームキットは無い。
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