EOS 650をベースに作られた姉妹機種とは? わかりやすく解説

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EOS 650をベースに作られた姉妹機種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 03:21 UTC 版)

キヤノン EOS 650」の記事における「EOS 650をベースに作られた姉妹機種」の解説

EOS 620 (1987年5月) - ハイアマチュアやプロカメラマンをターゲットに、EOS 650ベースとしてスペックアップを図った機種シフトプログラムAE・オートブラケティング・カメラ用としては世界初有機EL照明付き液晶パネル搭載。9回までの多重露出機構追加された。シャッター速度は最高1/4000秒、X=1/250秒にアップしたEOS 630QD (1989年4月) - EOS 620後継となる高級機。中央部分測光搭載ワンショットAF時では最高約5コマ/秒のフィルム給送速度誇っていた。これは、1998年ミノルタα-9発売するまで、後に発売されるEOS10QD・EOS5QD並んでカメラ単体連写速度としては世界一のものであった(ライカ判AF一眼レフカメラにおいて・モータードライブ一体型機を除く)。EOS 620同様にシフトプログラムAEオートブラケティング有機EL照明付き液晶パネル装備しているが、シャッターEOS 650と同じ最高1/2000秒 X=1/125秒のものが採用された。EOS620では省略されていたクオーツデートも搭載された。ブラックとグレーシルバーの2色のカラーバリエーションがある。 EOS RT (1989年10月) - プロカメラマン向けに、AFカメラ特有のシャッタータイムラグ可能な限り減少させることを目的としてEOS 630ベース開発された。かつてキヤノン自社初のTTL一眼レフカメラペリックス」に採用していた、半透過型固定ミラー24年ぶりに採用しプロ限定販売であるがnewF-1ハイスピードモーター[1984年]でもペリクルミラーを採用しており、厳密に5年ぶり)、ミラーアップ掛かるロスタイムを完全になくし、レリーズボタン押下により即座に絞り込みシャッター開とすることで、シャッタータイムラグをマニュアルカメラを遥かに上回る0.008秒に短縮したあまりに短いタイムラグユーザー戸惑うことを想定し、カスタムファンクションでnewF-1と同等の0.04秒にタイムラグ増やす機能備えている。ペリクルミラー使用のため1/3EVの露光損失があるのはペリックスと同様であるが、ほかの仕様EOS 630準じている。 これら3機種は、ほかにも電子ダイヤルゴムになっているなどEOS 650とは細かな相違点がある。

※この「EOS 650をベースに作られた姉妹機種」の解説は、「キヤノン EOS 650」の解説の一部です。
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