EマッシュPE2号【EマッシュPE2ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第14767号 |
登録年月日 | 2007年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | エリンギ | |
登録品種の名称及びその読み | EマッシュPE2号 よみ:EマッシュPE2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 奈良県、財団法人日本きのこセンター | |
品種登録者の住所 | 奈良県奈良市登大路町30番地、鳥取県鳥取市富安一丁目84番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小畠靖、福政幸隆、村上重幸、松本晃幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「奈良PE1号」に出願者所有の保存菌株に紫外線照射して得られた変異菌株を交配して育成されたもので、菌さんが平形、大葉、中肉質の施設栽培向きの品種である。菌糸密度は中、菌叢表面の色は白色、菌糸生長最適温度はやや高である。菌さんの形は平形、紋様は筋状、表面の突起は無、大きさは大、中心部の色は淡黄白色、厚さ及び肉質は中である。子実層たくの菌柄への付き方は中、幅はかなり広、色は淡灰黄色である。菌柄の形は太長、長さはやや長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中、太さは太、色は黄白色、肉質は中である。子実体の発生型は単生、有効茎数は少、発生最盛期までの期間及び菌かき後発生までの期間はやや短、生育最適温度はやや低、収量性は多、耐病性は中である。「奈良PE1号」と比較して、子実層たくの幅が広いこと等で、「とっとき1号」と比較して、子実層たくの幅が広いこと、子実体の発生型が単生であること等で区別性が認められる。なお、「奈良PE1号」及び「とっとき1号」との対峙培養において明確な嫌触反応を示す。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成14年に奈良県林業技術センター(高市郡高取町)において、「奈良PE1号」に出願者所有の保存菌株に紫外線照射して得られた変異菌株を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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