DateTimeStyles 列挙体
この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: System.Globalizationアセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<SerializableAttribute> _ <ComVisibleAttribute(True)> _ <FlagsAttribute> _ Public Enumeration DateTimeStyles
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] [FlagsAttribute] public enum class DateTimeStyles

メンバ名 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AdjustToUniversal | 日付と時刻が世界協定時刻 (UTC) として返されるように指定します。入力文字列で現地時刻が指定されている場合 (タイム ゾーン指定子または AssumeLocal を使用)、日付と時刻は現地時刻から UTC に変換されます。入力文字列で UTC 時刻が指定されている場合 (タイム ゾーン指定子または AssumeUniversal を使用)、変換は実行されません。入力文字列で現地時刻も UTC 時刻も指定されていない場合 (タイム ゾーン指定子が使用されず、AssumeLocal も AssumeUniversal も含まれていない場合)、変換は実行されず、結果の DateTime の Kind は Unspecified になります。RoundTripKind で使用することはできません。 |
![]() | AllowInnerWhite | DateTimeFormatInfo 形式パターンに従っている場合を除き、解析中に文字列内に含まれる余分な空白文字を無視することを示します。 |
![]() | AllowLeadingWhite | DateTimeFormatInfo 形式パターンに従っている場合を除き、解析中に先行する空白文字を無視することを示します。 |
![]() | AllowTrailingWhite | DateTimeFormatInfo 形式パターンに従っている場合を除き、解析中に後続する空白文字を無視することを示します。 |
![]() | AllowWhiteSpaces | DateTimeFormatInfo 形式パターンに従っている場合を除き、解析中に文字列の任意の場所にある余分な空白文字を無視することを示します。この値は、AllowLeadingWhite、AllowTrailingWhite、AllowInnerWhite の各値の組み合わせです。 |
![]() | AssumeLocal | 解析した文字列にタイム ゾーンが指定されていない場合、文字列は現地時間を示すと見なされることを指定します。AssumeUniversal または RoundtripKind で使用することはできません。 |
![]() | AssumeUniversal | 解析した文字列にタイム ゾーンが指定されていない場合、文字列は世界協定時刻 (UTC: Coordinated Universal Time) を示すと見なされることを指定します。AssumeLocal または RoundtripKind で使用することはできません。 |
![]() | NoCurrentDateDefault | 解析した文字列に日付がなく、時間だけが含まれている場合、DateTime.Parse メソッドと DateTime.ParseExact メソッドは、年 = 1、月 = 1、および日 = 1 のグレゴリオ暦の日付であると仮定することを示します。この値を使用しない場合は、現在の日付に仮定されます。 |
![]() | None | 既定の形式指定オプションを使用することを示します。これは、DateTime.Parse、DateTime.ParseExact、および DateTime.TryParse の既定のスタイルです。 |
![]() | RoundtripKind | DateTime オブジェクトが文字列に変換された後、文字列が DateTime オブジェクトに変換し直される場合、日付の DateTimeKind フィールドを保持します。 |

ParseExact メソッドは、任意の DateTimeStyles 値を使用できます。ただし、Allow* 値が選択されていない場合、入力文字列には書式指定文字列とまったく同じ空白文字が必要です。
文字列にタイム ゾーンの指定が含まれていない場合、DateTime.Parse と DateTime.ParseExact は、システムのタイム ゾーン設定に基づいて、日付と時刻を読み取ります。世界協定時刻またはグリニッジ標準時 (GMT: Greenwich Mean Time) に日付と時刻を変換するには、AdjustToUniversal 値を使用します。DateTime.ToUniversalTime を使用しても同じ効果を実現できますが、DateTime.Parse または DateTime.ParseExact で、AdjustToUniversal 値を使用する方が効率的です。

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