DataGridViewComboBoxCell クラス
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)


DataGridViewComboBoxCell クラスは、DataGridViewCell の特殊な型で、編集フィールドに一覧形式の選択フィールドを組み合わせたコンボ ボックス コントロールを表示するために使用されます。現在選択されている DataGridViewComboBoxCell は、ReadOnly プロパティが false に設定されているセルの値をユーザーが編集するための DataGridViewComboBoxEditingControl をホストします。
DataGridViewComboBoxColumn は、この型のセルを保持するための特殊な列型です。既存の DataGridViewComboBoxCell を列に含まれる他のセルのモデルにするには、そのセルを列の CellTemplate プロパティに設定します。既定では、CellTemplate は新しい DataGridViewComboBoxCell に初期化されます。
列のセル関連プロパティは、テンプレート セルの類似した名前を持つプロパティのラッパーです。テンプレート セルのプロパティ値を変更すると、そのテンプレートをベースとするセルのうち、変更後に追加されたものにのみ変更が反映されます。一方、列のセル関連プロパティを変更すると、テンプレート セル、および列内の他のすべてのセルが更新され、必要に応じて列の表示が更新されます。
継承時の注意 DataGridViewComboBoxCell から派生したクラスに新しいプロパティを追加する場合は、Clone メソッドをオーバーライドして、クローン処理時に新しいプロパティをコピーする必要があります。また、基本クラスの Clone メソッドも呼び出して、基本クラスのプロパティが新しいセルにコピーされるようにする必要があります。
DataGridViewColumn のテンプレートとして DataGridViewCell を使用する方法のコード例を次に示します。列のセルのスタイルの変更は、その列のすべてのセルに影響します。このコード例は、DataGridViewColumn クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

System.Windows.Forms.DataGridViewElement
System.Windows.Forms.DataGridViewCell
System.Windows.Forms.DataGridViewComboBoxCell


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


DataGridViewComboBoxCell メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
DataGridView クラス
DataGridViewComboBoxEditingControl
DataGridViewComboBoxColumn
DataGridViewComboBoxColumn.CellTemplate
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