ClientScriptItem クラス
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文
解説
ClientScriptItem クラスは、デザイン時に Web ドキュメントに含まれている script 要素を表します。カスタム コントロール デザイナ実装は、ClientScriptItem オブジェクトを使用して、クライアント スクリプト要素を Web フォームまたはユーザー コントロールに追加できます。
デザイン時に、WebFormsRootDesigner クラスを使用して、デザイン サーフェイスで Web フォーム、Web サーバー コントロール、コンテンツ ページ、マスタ ページなどのドキュメントに含まれるクライアント スクリプト要素を設定または確認します。Web ドキュメントに含まれているクライアント スクリプト要素のコレクションを取得するには、GetClientScriptsInDocument メソッドを使用します。クライアント スクリプト要素を Web ドキュメントに追加するには、AddClientScriptToDocument メソッドを使用します。
通常、script 要素は、スクリプト ステートメントを含むか、またはスクリプト ステートメントの外部位置を指定します。script 要素には、オプションでスクリプト ステートメントの言語を指定できます。ClientScriptItem コンストラクタは、新しいスクリプト オブジェクトのプロパティを初期化するために使用します。ClientScriptItem プロパティは、script オブジェクトの属性および内容を確認するために使用します。Language プロパティは、script 要素の language 属性を表します。Source プロパティは、src 属性を表します。Text プロパティは、script 要素に含まれ、クライアント上で実行されるスクリプト ステートメントを表します。
ClientScriptItem クラスを使用して、デザイン時に実行されるスクリプトを管理します。
実行時にクライアント スクリプト要素を管理するには、ClientScriptManager クラスを使用します。実行時のクライアント スクリプトの使用方法の詳細については、「ASP.NET Web ページのクライアント スクリプト」を参照してください。
メモ |
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ClientScriptItem クラスは、最終的にクライアントのブラウザで解析および実行される script 要素をデザイン時に表します。ClientScriptItem オブジェクトに対して生成される script 要素はサーバー上で実行されないため、要素は runat="server" 属性を含みません。 |
System.Web.UI.Design.ClientScriptItem
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
- ClientScriptItem クラスのページへのリンク