カツラ
北海道、本州、四国、九州などに分布していますが、蓄積の多いのは北海道です。しかし、最近では生産量は少なくなってきています。 ■木材 ■用途 |
かつら (桂)
●わが国の固有種で、各地に分布しています。山地の沢沿いなどに生え、高さは20~30メートルになります。樹皮は灰褐色で、老木では薄く剥離します。葉は広い心臓形で滑らかな鋸歯があり、対生します。材は均質で軟らかく、建築材や家具に加工されます。葉は香りがよく、抹香の材料となります。雌雄異株です。名前は、香出(かづ)からの転訛といわれています。
●カツラ科カツラ属の落葉高木で、学名は Cercidiphyllum japonicum。英名は Katsura tree。
カツラ: | 広葉桂 桂 |
乎加豆良
桂
楓
牡桂
男桂
賀茂桂
雄桂
カツラ (植物)
(Cercidiphyllum japonicum から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 06:56 UTC 版)
カツラ(桂[3]、学名: Cercidiphyllum japonicum)は、カツラ科カツラ属の落葉高木。別名、トワダカツラ。ハート形の葉が特徴的で、秋に黄葉して落葉した葉はよい香りを放つ。樹形の美しさから庭木や街路樹にされるほか、材から家具、碁盤、将棋盤が作られる。
注釈
出典
- ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Cercidiphyllum japonicum Siebold et Zucc. カツラ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年2月24日閲覧。
- ^ "Cercidiphyllum japonicum". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2012年8月20日閲覧。
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- ^ a b c d e 林将之 2008a, p. 43.
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- ^ a b c d 亀田龍吉 2014, p. 90.
- ^ a b c 林将之 2008b, p. 28.
- ^ 辻井達一 1995, pp. 147–148.
- ^ a b c d e f 辻井達一 1995, p. 148.
- ^ a b c d e f 辻井達一 1995, p. 147.
- ^ 林将之 2008, p. 28.
- ^ “岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室 植物雑学事典『カツラ』”. 2012年8月20日閲覧。
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- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 150.
- ^ a b 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 111.
- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 149.
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