CW-AEC00X「Fortress(フォートレス)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:22 UTC 版)
「魔法戦記リリカルなのはForce」の記事における「CW-AEC00X「Fortress(フォートレス)」」の解説
航空魔導師用の総合支援端末。カートリッジシステム搭載型。CWXシリーズにおいて、個人用の汎用航空武装としてはひとつの完成形となる機体。エネルギーシールドを発生させるサイズの異なる3機の「多目的盾」と、身体に装着するアーマー状の「メインユニット」で構成されており、要塞と呼ばれるに相応しい堅牢な航空防衛能力を持つ。メインユニットは魔力無効状況下での飛行制御や他ユニットの管制を行うほか、設計時から企画されている「ストライクカノン」との連結併用時には統括コントロールも行う。3機の多目的盾は、ラージサイズの物が砲戦用「粒子砲ユニット」を、ミドルサイズの「S2シールド(CW-AEC00X-S2)」が中距離戦用「プラズマ砲ユニット」を、スモールサイズの物が近接戦用「ブレードユニット」を内蔵している。浮遊して使用者の周囲に滞空するこの盾は、通常は自動防護障壁として機能するが、それぞれを腕の手甲に装着することで手持ちの武装としても使用可能。 3機の盾を遠隔操作して空間制圧戦術を取ることも可能だが、現状ではごく短時間で短距離という使用限界がある。強力な武装端末だが欠点も多く、制御系統はまだまだ改良が必要なこと、稼動時間の短さ、運用と操作に極めて高度な技術と習熟が必要とされるなど、問題点は山積み。初期投入機はなのはとレイジングハートだけが運用する予定であった。特務六課最初のフッケバイン戦では、調整が間に合わなかったために序盤には投入されず、戦いの最中に暴走を開始したトーマを止めるために投入された。その戦いでトーマ救出任務を帯びたスバルを支援するため、足止め目的の激戦を繰り広げた結果、初期投入機は全損した。
※この「CW-AEC00X「Fortress(フォートレス)」」の解説は、「魔法戦記リリカルなのはForce」の解説の一部です。
「CW-AEC00X「Fortress(フォートレス)」」を含む「魔法戦記リリカルなのはForce」の記事については、「魔法戦記リリカルなのはForce」の概要を参照ください。
- CW-AEC00X「Fortress」のページへのリンク