CSでの再放送とハイビジョン化
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「大岡越前 (テレビドラマ)」の記事における「CSでの再放送とハイビジョン化」の解説
2013年10月より、時代劇専門チャンネルにおいて全15部のハイビジョンによる放送が決定した。2012年初頭から2013年の春ごろにかけてTBSチャンネルで放送された際には、一部ナレーション等が削除された放送素材で第1部から第3部までをループで放送するにとどまっていた。また、第2部第22話を除き、全15部の全作品が放送されるのは、2003年にTBSチャンネルにおいて標準画質で放送されて以来のことである。 2012年から約1年間、TBSチャンネルで第1部から第3部までリピートで放映された素材は、後述する時代劇専門チャンネルで放映された素材と比較すると、一部のセリフやナレーションの強引なカットがあるため、約1分ほど尺が短くなっており、さらに地上波で欠番扱いとなった回も放映されなかった。また、TBSチャンネルがハイビジョン化された後も、SD画質のまま単純に拡大した放送素材であった。 時代劇専門チャンネルの放送素材(第1部〜第13部)は、従前の標準画質(SD)ビデオを単純に拡大(アップスケーリング)したものではない。時代劇専門チャンネルがハイビジョン放送になった頃から多くの古い時代劇を完パケのフィルムから再テレシネ時にHDリマスターしたように、「大岡越前」もフィルムから改めてHDリマスターしたものである。これは、フィルムの質感を残しながらも、現行のハイビジョン番組とほぼ遜色のない精細画質となっている。なお、フィルム撮影だがテレシネ後ビデオで編集することになった第14部と、完全にビデオ収録となった第15部については、第14部は単純拡大であり、第15部についても、超解像技術によるアップスケールとは明記されていない。また、第1部第3話と第2部第22話を除いた第1部第1話〜第3部第15話までは、オープニングとエンディングを短縮した再放送素材のみ残ったため、端役やスタッフの詳細が不明である(これはDVDボックスでも同様である)。 音質については、DVDボックスと比べて、第1部〜第2部は極めて良好であるが、第3部は音がこもった状態で放送された。第5部も、音質が若干悪い回がある。 これまで再放送などで欠番扱いされたもののうち、1作品を除き放送が予定されている。 第1部:2013年10月より、全話HD画質放送 第2部:2013年11月より、第22話(DVDボックスでは初期のロットにのみ収録され、その後削除)を除く全27話HD画質放送 第3部:2013年12月より、全話HD画質放送(音質が非常に劣化しており、DVDボックスの音質の方が良い) 第4部:2014年2月より、全話HD画質放送 第5部:2014年3月より、全話HD画質放送(一部音質が劣化した回がある) 第6部:2014年4月より、全話HD画質放送(一部音質が劣化した回がある) 第7部:2014年6月より、全話HD画質放送 第8部:2014年7月より、全話HD画質放送 第9部:2014年8月より、全話HD画質放送 第10部:2014年10月より、全話HD画質放送 第11部:2014年11月より、全話HD画質放送 第12部:2014年12月より、全話HD画質放送 第13部:2015年1月より、全話HD画質放送 第14部:2015年3月より、全話放送(テレシネ後ビデオ編集のため、標準画質の拡大となっている) 第15部:2015年4月より、全話放送(超解像技術の使用は言及されていない) ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル:2015年5月放送(2006年放映のため、HD画質による制作)
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