Atom (テキストエディタ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Atom (テキストエディタ)の意味・解説 

Atom (テキストエディタ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/13 03:27 UTC 版)

Atom
Windows 10でプロジェクトを開いているAtom
作者 クリス・ワンストラス
開発元 GitHub
初版 2014年2月26日 (11年前) (2014-02-26)[1]
最終版
1.63.1[2]  / 2022年11月23日 (2年前)
リポジトリ
プログラミング
言語
C++ / Node.js / CoffeeScript / JS / CSS / HTML
対応OS macOS 10.8以上、Windows 7以上、Linux
種別 テキストエディタ
ライセンス MIT License
公式サイト atom.io
テンプレートを表示

Atom(アトム)は、GitHubが開発していたオープンソーステキストエディタである。

概要

テーマは A hackable text editor for the 21st Century (21世紀のためのハック可能なテキストエディタ) と設定されている。

GitHubの共同創業者であるクリス・ワンストラスによって2008年に開始されたプロジェクトだが[3]、同社のビジネスが成功したことでワンストラスが多忙となり開発が一時停止していた[4]。その後、2011年から開発が再開され[4]、2014年2月26日に招待制のベータバージョンとしてまずMac OS X向けがリリースされた[5]。同年5月6日、MIT Licenseのもとでソースコードを公開[6]。2015年6月26日にバージョン1.0がリリースされた[3]。その後も多数のコントリビュータの参加により、急激に高機能化、動作負荷削減を果たしながらシェアを増加させた。一時期はウェブフロントエンドを扱う技術者を中心に人気を博していた。

Electron[7]を使用したデスクトップアプリケーションであり、ユーザーインターフェースはウェブ技術であるJavaScriptCSSなどを使ってカスタマイズ可能となっている。

同世代のテキストエディタであるBracketsSublime Textと良く比較される[要出典]

2022年6月8日、同年末の12月15日をもって開発を終了すると発表した。理由としてGitHubの親会社MicrosoftVisual Studio Codeの台頭が挙げられた[8]

後に後継コミュニティチームが幾つか結成されたが、その中でPulsarが後継エディタPulsar Editorをリリースしている[1]

パッケージ

設定可能なその他のテキストエディタ同様、Atomはユーザーがサードパーティのパッケージやテーマをインストールして、エディタの機能や見た目をカスタマイズすることができる。パッケージは、Atomパッケージマネージャapmを使って管理・公開することができる。

プログラミング言語のサポート

Atomのデフォルトのパッケージは、以下のプログラミング言語やファイルフォーマットでシンタックスハイライトができる。[要出典]

ライセンス

当初、Atomの拡張パッケージおよびAtomのコア以外のすべてのコードは、オープンソースライセンスの元にリリースされた。2014年5月6日、それ以外のAtomのコンポーネントである、コアアプリケーション、パッケージマネージャ、デスクトップフレームワークElectronが、自由かつオープンソースのソフトウェアとして、MITライセンスの元で公開された[9]

出典

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Atom (テキストエディタ)」の関連用語

Atom (テキストエディタ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Atom (テキストエディタ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAtom (テキストエディタ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS