3代目(2011年-)T300型
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「シボレー・アベオ」の記事における「3代目(2011年-)T300型」の解説
5ドアハッチバックの先行コンセプト「アベオRSコンセプト」が2010年1月の北米国際オートショーにて発表され、市販モデルは同年秋のパリモーターショーでデビューした。ヘッドライトレンズを用いず、飛び出したようなヘッドライトベセルが特徴。なお、今回から北米地域(アメリカ、カナダ、メキシコ)は車名が「ソニック」(Sonic )に変更される。尚、北米仕様車の製造は2011年からミシガン州オライオン工場にて行なわれている。韓国国内においては2011年3月の韓国GMへの社名変更を受け、この型から「シボレー・アベオ」として販売されている。オセアニア市場では引き続き「ホールデン・バリーナ」として販売される。また、GMジャパンの社長・石井澄人は時事通信社の取材に対し、2011年中に日本へ投入することを明言。そして、2011年10月6日に日本において北米市場と同じ「シボレー・ソニック」の名で正式発表(11月12日から発売開始)した。グレードは当初はベースグレードと上級の「LT」の2種で、2012年5月にはエアロパーツとカーボン調ラリーラインを装着した「スポーツライン」を追加。全て1.6Lエコテックエンジンに6速ATの組み合わせとなる。ボディタイプは5ドアHBのみで、アベオや北米仕様のソニックに設定される4ドアセダンは用意されない。なお日本仕様は韓国GM製となるが、ハンドル位置は右のみで、ウインカーやワイパーのレバーの位置は日本車と同様にウインカーは右、ワイパーは左となっている。日本における特別仕様車としては2012年1月31日に限定50台でJBL製8スピーカーなどを装着した「JBLサウンドリミテッド」を発売している。しかし燃費はJC08モードで10.9km/Lでしかなく、これでは同クラスである1.6Lの日本車に劣っている数字である。 2016年4月をもって、日本市場での販売を終了し、公式サイト上からも削除されたが、他国仕様は2016年にフロントマスクの刷新を受け、販売を継続している。
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