3代目(2011年-2016年)R172
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「メルセデス・ベンツ・SLKクラス」の記事における「3代目(2011年-2016年)R172」の解説
2010年後半に約7年ぶりのフルモデルチェンジとして発表され、2011年の正式発売前の数カ月間、一部自動車雑誌向けにテスト車両が提供され正式発売に評価が掲載された。“マジックスカイコントロール”などのいくつかの機能が2010年10月と11月に発表されるという異例の処置が取られた。2011年1月、正式に発表された。エクステリアにおいては、フロントエンドのデザインがSLS AMGを連想させるものとなっている。 2011年9月のフランクフルトモーターショーで、最強モデル「SLK55 AMG」(172.745)と歴代SLK初となるディーゼル・エンジンモデル「SLK250 CDI BlueEFFICIENCY」(172.403)を発表。SLK250 CDI ブルーエフィシェンシーには、欧州向けの「Cクラス」や「Eクラス」でおなじみのOM611 2143cc直列4気筒ターボディーゼルが搭載され、最高出力204PS 最大トルク51kg・mを発生する。ディーゼル特有の力強いトルクのおかげで、SLK250 CDI ブルーエフィシェンシーは、7速ATの7Gトロニックプラスとの組み合わせにより、0-100km/h加速6.7秒、最高速243km/hのパフォーマンスを発揮する。その一方、ディーゼルならではの高い環境性能を持つ。欧州複合モード燃費は20.41km/リットル、CO2排出量は128g/km。メルセデス・ベンツによると、スポーツカーでありながら、環境性能はサブコンパクトカーに匹敵するという。SLK55 AMGには、5,461cc V8 最高出力422PSのエンジンにAMGスピードシフトプラス 7Gトロニックが組み合わされ、こちらの欧州複合モード燃費は11.90km/L、CO2排出量は195g/km。
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