3代目EG1/2型(1992年-1999年)
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「ホンダ・CR-X」の記事における「3代目EG1/2型(1992年-1999年)」の解説
1992年3月6日に発売。ペットネームとして「デルソル(delSol)」の名称が付与され、それまでのハッチバックスタイルから、スイッチ操作のみで屋根をトランクルームの専用ホルダーに収納できる『トランストップ』と名付けられた電動オープントップを最大の特徴とした。このほか、外観は同じながらトップを手動で取り外す仕様も用意されたが、トランストップ仕様のスチール製トップに対し、手動仕様は取り扱いの負担軽減のため軽量なアルミ製とされた。電動仕様は手動仕様に対して重量が50-60kg、価格が17万円上乗せされる。 型式名の、EGが示すように、同時期の「スポーツシビック」がベースとなっている。エンジンは「SiR」にB16A型エンジンが設定され、最高出力は170PSに向上している。その他、前期型にはD15B型エンジンの「VXi」、後期型にはD16A型エンジンの「VGi」が用意された。 前期型は、ヘッドランプの内側にバンパー埋め込み式の丸いアクセサリーランプを備える4灯式を特徴とする。 1995年10月にマイナーチェンジ。フェイスリフトが行われ、アクセサリランプを廃した2灯式ヘッドランプとなる。SOHCエンジンの1.6Lへの排気量アップが行なわれた。 1998年12月、日本国内でのスペシャリティクーペの市場低迷や、北米市場向けとしてシビッククーペと競合することもあり、CR-X delSolは生産終了となり、翌年をもって在庫対応分が全て販売終了、名実ともにCR-Xの商標は3代16年で終焉となった。販売期間中の新車登録台数の累計は1万5628台。 ミッドシップ車のようなプロポーションとディテールを生かして、駆動方式をFFからMRに改造したカスタムカーが製作されたこともある。
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