2021-22シーズン 捲土重来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:07 UTC 版)
「ゴールデンステート・ウォリアーズ」の記事における「2021-22シーズン 捲土重来」の解説
王座奪還に燃えるチームは周囲の大方の予想に反しドラフト指名権をトレードする事無く、2021年ドラフト1巡目7位でジョナサン・クミンガ、1巡目14位でモーゼス・ムーディーを獲得した。FAではベテランミニマム契約でオット・ポーター・ジュニア、ネマニャ・ビエリツァを獲得、そして2015年ファイナルMVPのアンドレ・イグダーラを3シーズン振りに呼び戻すことに成功した。前々年に獲得したプール、前年に獲得したワイズマンを含め、ベテランと若手のバランスが取れたチームとなった。そして向かえたシーズンは開幕20試合で18勝2敗のロケットスタートをきることに成功した。途中、カリーの不調やグリーンの欠場など苦しい状況は続いたものの、アンドリュー・ウィギンズ、ジョーダン・プールの急成長など収穫も多かった。2022年1月のクリーブランド・キャバリアーズ戦ではクレイ・トンプソンが941日ぶりに復帰を果たし、オールスター時点での成績はウエスタンカンファレンス2位の42勝17敗と好調だった。しかし、ジェームズワイズマンの復帰見送りや主力選手の怪我もあり、シーズン後半はシーズン前半ほどの勢いはなかったが、それでもカンファレンスで上位をキープした。3月に長1005日ぶりにカリー、トンプソン、グリーンのウォリアーズBIG3が集結したが、直後カリーが左足の靭帯を痛めてレギュラーシーズン全休を発表。3人揃ってのプレータイムはわずか11分と不安が残る結果となってしまった。そんな中でプール、ルーキーのクミンガがチームを支え、53勝29敗のウエスタンカンファレンス3位で3シーズンぶりのプレーオフ進出が決まった。プレイオフ1回戦はデンバー・ナゲッツが相手となった。カリーは怪我明けのためベンチスタートとなったが、その間にスタメンポイントガードを任されたジョーダンプールが躍動。スターと言っても何ら遜色もない活躍でシリーズを第5戦で突破した。その後カリーがスタメン復帰となると、カリー、プール、トンプソン、ウィギンズ、グリーンが新たなデスラインナップと呼ばれた。この新たなデスラインナップに加え、状況に応じて臨機応変に対応できる選手層の厚さを武器にメンフィス・グリズリーズ、ダラス・マーベリックスをそれぞれ第6戦、第5戦と強さを見せつけるとともに、体力を残す形でファイナル進出を決めた。なおウォリアーズは7年間のうち5回ファイナルに進出したチームとなった。
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