2018年~2020年:人気の下落、そして復活へ
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「逆転オセロニア」の記事における「2018年~2020年:人気の下落、そして復活へ」の解説
本作は運営初期の時点からコミュニティが形成されていたほか、様々な賞を受賞するなど人気を博してきたが、2018年半ばに暗雲が立ち込める。突出した性能を持ったキャラクターの登場がきっかけであり、これを持っているか否かで勝敗が分かれてしまうことから、対戦ゲームの要となる「プレイヤーの実力や経験が反映される余地」がなくなってしまった。この問題はキャラクターの性能調整だけでは解決できない上、もともとコミュニティの影響力が大きかったことから、どんどん人気が落ちていった。 そこで、開発チームは2019年8月末、熱心なプレイヤーを集めたオフラインイベント「運営方針説明会」を開催し、YoutubeLiveにて生配信をした。この場にて香城は2020年1月から新しい運営方針の設立および問題改善、ならびに同日までの4か月間は様々なテストを行い、その結果も開示することを約束する。その際の参加者の反応や配信に対するコメントから、開発チームは受け入れられたと認識するが、その翌日に後悔された新キャラクターの性能がバランス崩壊に拍車をかけると受け止められてしまい、炎上へと発展しただけでなく、さらにファンが離れる事態を招いた。その後、開発チームはこの件に関して謝罪し、4か月にわたるテストや調整を行った。また、信頼を取り戻すため、透明性のある進捗管理を意識し、動画配信等でプレイデータの公開や質疑応答を行うなど、プレイヤーと向き合い続けた。その間にもユーザー数は減り続け、2019年9月ごろからはユーザーたちの間でサービス終了のうわさが流れだした。 そして、2020年1月、開発チームは改善の成果を実感していた。また、1月のアクティブユーザー数は前月比2.2倍という数値が出ていた。 次いで、2月のリリース4周年ではユーザー数がさらに増えた。香城は講談社のウェブメディア「ブルーバックス」に寄せた記事の中で、TVCM等のマスプロモーションもなく、コミュニティのSNSだけでここまで増えたとし、熱心なプレイヤーとの共創の結果だと述べている。
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