2017年大統領選挙での勝利、文在寅大統領誕生
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「共に民主党」の記事における「2017年大統領選挙での勝利、文在寅大統領誕生」の解説
詳細は「2017年大韓民国大統領選挙」を参照 憲法裁判所が朴槿恵大統領を罷免した事に伴い大統領選挙は5月9日に繰り上げ実施される事になった。民主党の予備選には5年前の2倍近くとなる有権者が選挙人として登録、前代表の文在寅の他、忠清南道知事の安熙正、城南市長の李在明など4人が立候補した。各種世論調査の候補支持率でトップを維持していた文在寅は3月27日に行われた全羅道地域の投票で一位となったのを皮切りに、忠清道(3月29日)と慶尚道(3月31日)の予備選でも一位を維持し続け、4月3日の首都圏、江原道、済州道の予備選で1位となって累積得票で57%を獲得して党の正式な大統領候補となった。 5月9日、開票の結果、文在寅の圧勝が伝えられ、20時に発表された地元の地上波3局(KBS、SBS、MBC)共同の出口調査では、文が4割余りのポイントを獲得し2位以下を大きくリードする情勢が伝えられる。文は同日深夜に勝利宣言を行った。一方の洪準杓(自由韓国党)、安哲秀(国民の党)の両候補はそれぞれ敗戦を認める声明を発表。これにより、共に民主党が政権与党となることが確定。盧武鉉元大統領(当時、新千年民主党)以来、約9年ぶりの政権交代が実現した。 投開票日の翌日である5月10日に文、新大統領は、国会内で就任式を行い、第19代大統領としての任期を開始した。 大統領選以降の2018年4月においても、依然として50%前後の政党支持率を維持している。
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