2006年春季開催までの収得賞金の計算方法
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「日本の競馬の競走体系」の記事における「2006年春季開催までの収得賞金の計算方法」の解説
JRAでは重賞以外の競走では1着、重賞競走(ダートグレード競走および外国の重賞競走を含む)では1着、2着に入賞して獲得した賞金をもとに下記の方式で算出した金額(収得賞金)によってクラス分けを実施している。2006年の春季開催までは「勝って同条件」が存在していた関係上、勝抜制が廃止された1989年以後の条件クラスのレースはハンデ戦を除き全て別定戦で行われており、勝って同条件の馬は別定斤量が1~2kg増される条件であった(1kg増は平場1着⇒同条件平場出走および特別1着⇒同条件特別出走の馬が対象で、2kg増は特別1着⇒同条件平場出走の馬が対象。ただし、加増は勝利後中3週以内に出走した場合に限る)。 施行日1着入着時重賞の2着入着時獲得賞金額収得賞金加算額獲得賞金額収得賞金加算額1995年1月1日 - 2000年12月31日 1,200万円以上 半額 480万円以上 半額 400万円以上1200万円未満 400万円 160万円以上480万円未満 160万円 400万円未満 全額 160万円未満 全額 2001年1月1日以降 一般競走 1,200万円以上 半額 ー 1,000万円以上1,200万円未満 600万円 400万円以上1,000万円未満 400万円 400万円未満 全額 特別競走 1,500万円以上 半額 480万円以上 半額 1,200万円以上1,500万円未満 600万円 160万円以上480万円未満 160万円 400万円以上1,200万円未満 400万円 160万円未満 全額 400万円未満 全額 1着賞金(重賞は2着も)に対して収得賞金が定められるため、同着などにより賞金額が変更となった場合には、同着がなかったときと比べ、加算される本金額も変更される(海外競走では一部異なる)。 額が一般競走と特別競走で異なるのは、同一クラスの競走は同じ金額となるように調整をしたためである。 未勝利クラス…400万円 500万円下クラスの一般競走ないし特別競走…400万円 1,000万円下クラスの一般競走ないし特別競走…600万円 1,600万円下クラス、オープンクラス、重賞レース…1着賞金の半額 障害未勝利…400万円 障害オープンの一般競走ないし特別競走、障害重賞…1着賞金の半額 地方競馬所属馬がJRAの競走に出走し1着(または重賞2着以内)になった場合 JRA所属馬と同様に収得賞金を加算 JRA所属馬が地方競馬または外国の競馬の重賞競走に出走し1着または2着となった場合 地方または外国の競馬の第1着賞金が400万円未満の場合は全額、400万円以上1,200万円未満の場合は400万円、1,200万円以上の場合は半額 地方または外国の競馬の第2着賞金が160万円未満の場合は全額、160万円以上480万円未満の場合は160万円、480万円以上の場合は半額 JRA所属馬が地方競馬の指定交流競走(重賞を除く)に出走し1着となった場合 未勝利クラス所属馬が出走できる競走で勝った場合…400万円 500万円下クラス所属馬が出走できる競走で勝った場合…500万円 1000万円下クラス所属馬が出走できる競走で勝った場合…600万円 1600万円下クラス所属馬が出走できる競走で勝った場合…900万円 オープンクラス所属馬が出走できる競走で勝った場合…1,200万円
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