2006年末発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:29 UTC 版)
「大阪2011年問題」の記事における「2006年末発表」の解説
発足直後の阪急阪神ホールディングスの角和夫社長が、大阪・梅田の阪神百貨店本店が入居する大阪神ビルと南隣の新阪急ビルを一体的に建て替える方針を表明した。但し、既に着工済みの阪急百貨店梅田本店の建て替えが優先のため実現は2011年以降となる模様である。 阪神百貨店は当初、梅田地区各百貨店の大増床に対し大阪神ビルを耐震補強を兼ねた改修工事でしのぐ予定だったが親会社の阪神電鉄が阪急HDと経営統合し、阪急阪神HDとなった事で建て替えに方針を急転換した。ちなみに現在の大阪神ビルは1963年(3階~地下部分など一部は1939年)、新阪急ビルは1962年の完成と、共に老朽化していた。 阪神百貨店の営業が継続できるよう、まず新阪急ビルの改築から着手して同ビルの完成後に百貨店を一時的に移転させ、大阪神ビルに取り掛かるという2段階方式で進める。角和夫社長は、両ビルの建て替えプロジェクトについて「阪急と阪神による街づくりのシンボルにしたい」としている。 また新しい大阪神ビルの規模については「(容積率の緩和を受けて地上41階建てとなる)梅田阪急ビルがモデル」(阪神電気鉄道・坂井信也社長)としており、梅田という立地を活かした高層ビルの建設を検討している。この場合、阪急と阪神のビルがツインタワーとしてJR大阪駅前にそびえることになる。
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