1992年日本の補欠選挙とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 1992年日本の補欠選挙の意味・解説 

1992年日本の補欠選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/14 04:57 UTC 版)

1992年日本の補欠選挙(1992ねんにほんのほけつせんきょ)は、日本における立法府である衆議院及び参議院を構成する議員の欠員を補うため1992年に行われた補欠選挙である。

概要

補欠選挙は「議員の辞職あるいは死亡により欠員が生じた場合に行われる選挙」で、「当選人が得られなかった場合または当選人が不足した場合に、其の当選人の不足を補う」為に行われる再選挙と同様に公職選挙法第11章の「特別選挙」に含まれている。1992年における補欠選挙は、2月に参議院奈良県選挙区、3月に参議院宮城県選挙区及び衆議院旧群馬2区、4月に参議院茨城県選挙区の計4回実施された。なお、7月26日の第16回参議院議員通常選挙においては、埼玉県選挙区において合併選挙が実施された。

2月9日実施補選

参議院奈良県選挙区補選

第15回参議院議員補欠選挙 1992年日本の補欠選挙(定数:1人)

1992年(平成4年)2月9日執行
当日有権者数:人 最終投票率:47.10%(前回比:17.37ポイント)
新坂一雄参議院議員(連合の会)の死亡に伴う (全国投票率:65.02%(6.34%))

当落 氏名 年齢 所属党派 新旧 得票 得票率 推薦・支持
吉田之久 65 連合の会 244,930票
51.15%
日本社会党民社党社会民主連合推薦
榎信晴 52 自由民主党 178,002票
37.17%
今井光子 36 日本共産党 55,927票
11.68%

3月8日実施補選

参議院宮城県選挙区補選

第15回参議院議員補欠選挙 1992年日本の補欠選挙(定数:1人)

1992年(平成4年)3月8日執行
当日有権者数:人 最終投票率:52.39%
栗村和夫参議院議員(日本社会党)の死亡に伴う (全国投票率:65.02%(6.34%))

当落 氏名 年齢 所属党派 新旧 得票 得票率 推薦・支持
萩野浩基 51 連合の会 396,532票
46.24%
日本社会党・民社党・社会民主連合推薦
小野寺信雄 66 自由民主党 393,615票
45.90%
辻畑尚史 34 日本共産党 67,378票
7.86%

3月29日実施補選

衆議院群馬県第2区補選

備考:中島源太郎衆議院議員(自由民主党)及び須永徹衆議院議員(日本社会党)の死亡に伴う

解散日:1990年(平成2年)1月24日 投票日:1990年(平成2年)2月18日

当落 氏名 年齢 所属党派 新旧 得票 得票率 推薦・支持
谷津義男 57 自由民主党 106,600票
39.52%
中島洋次郎 32 自由民主党 89,066票
33.02%
須永敏江 41 日本社会党 66,432票
24.63%
小菅啓司 41 日本共産党 7,615票
2.82%

4月12日実施補選

参議院茨城県選挙区補選

第15回参議院議員補欠選挙 1992年日本の補欠選挙(定数:1人)

1992年(平成4年)4月12日執行
当日有権者数:人 最終投票率:22.34%
狩野明男参議院議員(自由民主党)の死去に伴う (全国投票率:65.02%(6.34%))

当落 氏名 年齢 所属党派 新旧 得票 得票率 推薦・支持
狩野安 57 自由民主党 357,265票
77.39%
奈良達雄 59 日本共産党 104,358票
22.61%

7月26日実施合併選挙

参議院埼玉県選挙区

第16回参議院議員通常選挙 1992年日本の補欠選挙(定数:3人(補欠:1人))

時の内閣:宮澤内閣
1992年(平成4年)7月26日執行
当日有権者数:人 最終投票率:%
※補欠当選は任期3年
土屋義彦参議院議員(自由民主党)の退職(1992年埼玉県知事選挙立候補による自動失職)に伴い、補欠選挙を合併して実施 (全国投票率:50.72%(14.30%))

当落 氏名 年齢 所属党派 新旧 得票 得票率 推薦・支持
関根則之 62 自由民主党 496,162票
29.63%
瀬谷英行 73 日本社会党 420,722票
25.12%
補当 佐藤泰三 68 自由民主党 369,523票
22.07%
阿部幸代 43 日本共産党 296,741票
17.72%
石井正弘 58 教育党 26,894票
1.61%
柿澤日出夫 40 中小企業生活党 20,789票
1.24%
星野敏子 30 文化フォーラム 13,674票
0.82%
吉田則義 33 平民党 12,468票
0.74%
大沢孝志 59 国民党 8,887票
0.53%
岩渕久美 33 文化フォーラム 8,747票
0.52%

参考文献

  • 佐藤令「戦後の補欠選挙」『レファレンス』平成17年12月号、国立国会図書館、2005年、76-105頁。 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  1992年日本の補欠選挙のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

1992年日本の補欠選挙のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1992年日本の補欠選挙のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの1992年日本の補欠選挙 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS