1983年最高裁判所裁判官国民審査とは? わかりやすく解説

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1983年最高裁判所裁判官国民審査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 14:55 UTC 版)

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1983年最高裁判所裁判官国民審査(1983ねんさいこうさいばんしょさいばんかんこくみんしんさ)は、1983年昭和58年)12月18日第37回衆議院議員総選挙と共に執行された最高裁判所裁判官国民審査

総論

6人の最高裁判所裁判官に対して国民審査が行われ、全員罷免しないとされた。投票率は66.38%であった[1]

国民審査の結果

裁判官 罷免を可とする票 罷免を可としない票 罷免を可とする率
安岡満彦 5,477,817 45,858,172 10.67%
角田礼次郎 5,570,475 45,765,565 10.85%
大橋 進 5,311,641 46,024,415 10.35%
木戸口久治 5,228,234 46,107,824 10.18%
和田誠一 5,008,556 46,327,481 9.76%
牧 圭次 4,966,495 46,369,582 9.67%

最高裁判決における裁判官の意見

1983年12月18日までの最高裁判決における意見(意見が分かれたものに限定)。

判決日 裁判 安岡
満彦
角田
礼次郎
大橋
木戸口
久治
和田
誠一

圭次
1983年4月27日 1977年参院選の一票の格差(5.26倍) 合憲 合憲 合憲 合憲
1983年11月7日 1980年衆院選の一票の格差(3.94倍) 違憲
選挙有効
違憲状態 違憲
選挙有効
違憲状態 違憲状態

脚注

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  1. ^ 西川 2012, p. 77.

参考文献

  • 西川伸一『最高裁裁判官国民審査の実証的研究 「もうひとつの参政権」の復権をめざして』五月書房、2012年1月27日、第1刷。ISBN 978-4772704960
  • 野村二郎『最高裁全裁判官 人と判決』三省堂、1986年9月。 ISBN 978-4385320403

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