1970年 – 1979年
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「アンドリュー・ゴールド」の記事における「1970年 – 1979年」の解説
1970年代初頭、ゴールドはフルタイムのミュージシャン、ソングライター、レコード・プロデューサーとして働いていた。彼はケニー・エドワーズ、ウェンディ・ウォルドマン、カーラ・ボノフとともにロサンゼルスのバンド、ブリンドルのメンバーであり、1970年にシングル "Woke Up This Morning" をリリースした。リンダ・ロンシュタットの1974年の出世作『悪いあなた』と、その後の2枚のアルバムではマルチプレイヤーでありかつアレンジャーとして主要な役割を担った。ロンシュタットの『風にさらわれた恋』の後で、ソロ・アーティストとしてのキャリアを開始した。その他の業績の中でも、ゴールドはロンシュタットの唯一のBillboard Hot 100でのNo.1シングル「悪いあなた」や「いつになった愛されるのかしら」、「ヒート・ウェイヴ」などのロンシュタットのヒット曲で多くの楽器を演奏した。ゴールドは1973年から1977年までロンシュタットのバンドに在籍し、その後も1980年代から1990年代にかけてのロンシュタットのコンサートでもとびとびにだが演奏した。 1975年、ゴールドはアルバム Andrew Gold でソロ・アーティストとしてデビューし、アート・ガーファンクルのソロでのヒット曲「君は瞳ゆえに(英語版)」(この曲はガーファンクルのアルバム、『愛への旅立ち』からの何曲かのほかのシングルカットと同様にヒットし、全英チャートで1位を獲得した)で多くの楽器を演奏した。 1977年6月にBillboard Hot 100で7位に到達したヒットシングル "Lonely Boy" が収録されたゴールドのセカンドアルバム What's Wrong With This Picture? は1976年にリリースされた。 1977年にはゴールドはエリック・カルメンのアルバム『雄々しき翼』でその年の23位ヒットとなった「愛をくれたあの娘(英語版)」を含む2曲でギターを演奏した。 "Lonely Boy" がアメリカのラジオ局でヒットしたにもかかわらず、ゴールドのサードアルバム All This and Heaven Too からのシングル "Thank You for Being a Friend" は1978年に最高25位を獲得するにとどまったが、後にシンディ・フィーの演奏で『ゴールデン・ガールズ(英語版)』のテーマ曲として人気を博した。 ゴールドのイギリスでの最大のヒットは、1度目はゴールド自身で、2度目は14年後にダンス=ポップ・グループUndercoverによって全英シングルチャートで2度にわたり5位を獲得した "Never Let Her Slip Away" である。ゴールドの友人のフレディ・マーキュリーがクレジットされていないバックグラウンド・シンガーとして参加していた。 ゴールドはイーグルスともツアーを行い、ロンシュタットやジャクソン・ブラウンとスタジオやツアーで共に働き、ジェームス・テイラーとレコーディングやツアーを共にし、ジョニ・ミッチェルのアルバム『ブルー』のセカンド・エンジニアをつとめた。
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