ブリンドルとは? わかりやすく解説

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ブリンドル

名前 Brindle

ブリンドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 13:45 UTC 版)

ブリンドルBryndle)は、ロサンゼルス1960年代後半に最初に結成されたアメリカフォークロックバンド

オリジナル・メンバーはシンガーソングライターアンドリュー・ゴールドカーラ・ボノフケニー・エドワーズ(ストーン・ポニーズ創設メンバー)およびウェンディ・ウォルドマンによって構成されていた[1][2]。何年にもわたって数人の楽器奏者がレコーディングコンサートに参加していた。

来歴

1970年、ブリンドルはピーター・バーンスタインのベースとデニス・ウッドのドラム演奏とともにA&Mレコード向けにアルバムセッションを録音した[1] [2]。新人プロデューサーのチャック・プロトキンがはこのグループと作業したが、彼らのデビューア・ルバムはリリースされなかった。ボノフの「Woke Up This Morning」だけがシングルとしてリリースされ、カリフォルニア州北部地域ではヒットしたが、より広い聴衆を得ることはできなかった。時間と労力が報われることはなく、落胆したグループは解散した。

ウォルドマン、ボノフ、ゴールドおよびエドワーズはそれぞれ1970年代および1980年代にソロで活動をして、セッションの仕事を引き受け、この期間にそれぞれリンダ・ロンシュタットと共演した。エドワーズは、ブリンドルの結成以前にストーン・ポニーズの創設メンバーだったが、1970年代半ばから約10年間、ロンシュタットとレコーディングし、ツアーを行った。ゴールドは数年間、ロンシュタットのバッキングバンドの主要メンバーだった。ウォルドマンはロンシュタットの友人になり、しばらくの間、彼女と一緒にツアーを行った。彼らは1980年セサミストリートのLP『イン・ハーモニー』のために「I Want a Horse」という曲でコラボレーションした。

1990年代初頭、ブリンドルはボノフ、ゴールド、エドワーズ、ウォルドマンのオリジナルの4人組として再結成された[1]1995年、新たに録音されたデビュー・アルバム『ブリンドル』がリリースされ、バンドは新しいアルバムで彼らと一緒に録音したドラマーのスコット・バブコックとベーシストのビル・ボンクを加えてアメリカ日本へのツアーを始めた[2]1996年に主要メンバーのゴールドはバンドを去り、家族と共に一時的に東海岸に移動した。本質的にトリオとなったブリンドルは1997年までツアーを続け、ツアー・バンドではマット・カートソニスがエイミー・マンとの仕事のために脱退したボンクと交代した。

ツアーの後、4人のシンガーソングライターはそれぞれの道を進みソロ・キャリアで忙しくなった。ブリンドルでのセカンド・アルバムの作業は1995年のより協調的なアルバムとは異なり、その後の5年間でゆっくりと進行し、多くの曲が別々に作成および録音された。このトリオは、オリジナル・メンバーのアンドリュー・ゴールドの協力を得て2001年に新しいアルバムを完成させることに焦点を合わせていた。ブリンドルはこの期間中に2つのハウス・コンサートを行った[1]。アルバム『ハウス・オブ・サイレンス』は、最終的に2002年早期にリリースされた。

アルバムがリリースされると、ブリンドルは再びバンドとしては活動的ではなくなり、メンバーは他のソロ・プロジェクトやグループ・プロジェクトに戻った。その後、エドワーズが2010年8月に64歳で他界、翌2011年6月には、ゴールドが59歳で他界している。

ディスコグラフィ

『ブリンドル』(アルバム)

『ブリンドル』
ブリンドルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル フォークロック
時間
レーベル MusicMasters
プロデュース ジョッシュ・レオ、ブリンドル
ブリンドル アルバム 年表
ブリンドル
(1995年)
ハウス・オブ・サイレンス
(2001年)
テンプレートを表示
専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
オールミュージック [3]

収録曲

特記なき限りブリンドルによる作詞作曲

# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「テイク・ミー・イン - "Take Me In"」    
2. 「タッチ・ユー - "I Want to Touch You"」    
3. 「アンダー・ザ・レインボー - "Under the Rainbow"」    
4. 「サヴァンナ - "Savannah"」    
5. 「ザ・ラッキー・ワン - "The Lucky One"」    
6. 「ウィ・ウォークト・ディス・ロード - "We Walked This Road"」    
7. 「オン・ザ・ウィンド - "On the Wind"」    
8. 「ストリーツ・オブ・ユア・タウン - "Streets of Your Town"」(Andrew Gold, Jenny Yates)    
9. 「ティル・ザ・ストーム・ゴーズ・バイ - "Til the Storm Goes By"」    
10. 「マルベリー・ストリート - "Mulberry Street"」    
11. 「ザ・ホィール - "The Wheel"」    
12. 「リヴァー・オブ・ストーン - "River of Stone"」(Wendy Waldman, Reed Nielsen)    
13. 「ダディーズ・リトル・ガール - "Daddy's Little Girl"」(Karla Bonoff)    
14. 「ジャスト・キャント・ウォーク・アウェイ - "Just Can't Walk Away"」    

パーソネル

『ハウス・オブ・サイレンス』

『ハウス・オブ・サイレンス』
ブリンドルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル フォークロック
時間
プロデュース バッド・ハガード
ブリンドル アルバム 年表
ブリンドル
(1995年)
ハウス・オブ・サイレンス
(2002年)
テンプレートを表示

収録曲

# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「エヴリ・ストーン - "Every Stone"」(Kenny Edwards, Wendy Waldman)    
2. 「ビター・ホィール - "Bitter Wheel"」(Karla Bonoff, Edwards, Waldman)    
3. 「オール・ザ・ウェイ・ゴーン - "All the Way Gone"」(Bonoff, Edwards, Waldman)    
4. 「ディス・タイム・アラウンド - "This Time Around"」(Edwards, Waldman)    
5. 「アズ・ロング・アズ・イッツ・リアル - "As Long As It's Real"」(Waldman)    
6. 「クロール・イントゥ・ザ・ライト - "Crawl into the Light"」(Edwards, Andrew Gold, Waldman)    
7. 「ライク・ア・コンパス - "Like a Compass"」(Bonoff, Waldman)    
8. 「コンクリート・リヴァー - "Concrete River"」(Bonoff, Edwards, Gold, Waldman)    
9. 「オール・アイ・ニード・トゥ・ノウ - "All I Need to Know"」(Bonoff, Edwards, Waldman)    
10. 「ナイト・フル・オブ・レイン - "Night Full of Rain"」(Edwards, Steve Byron, Dave Byron)    
11. 「ハート・オブ・ファイア - "Heart of Fire"」(Edwards, Waldman)    
12. 「ワン・ハートビート・アウェイ - "One Heartbeat Away"」(Bonoff, Edwards, Gold, Waldman)    
13. 「フォーエヴァー・ライド - "Forever Ride"」(Waldman, Bill Miller, Brad Parker)    

パーソネル

脚注

  1. ^ a b c d History”. Bryndle.com (2003年). 2011年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月6日閲覧。
  2. ^ a b c FAQ”. Bryndle.com. 2011年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月6日閲覧。
  3. ^ ブリンドル - オールミュージック

外部リンク


ブリンドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/27 14:50 UTC 版)

スタッフォードシャー・ブル・テリア」の記事における「ブリンドル」の解説

黒褐色それより明る褐色混じった毛色、またはそれらの総称個体によりブラックブリンドル、フォーンブリンドル、タイガーブリンドルなどと明記されるが、定義は明確ではない。

※この「ブリンドル」の解説は、「スタッフォードシャー・ブル・テリア」の解説の一部です。
「ブリンドル」を含む「スタッフォードシャー・ブル・テリア」の記事については、「スタッフォードシャー・ブル・テリア」の概要を参照ください。

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