1957 - 1959年
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「インペリアル (自動車)」の記事における「1957 - 1959年」の解説
1957年式モデルはヴァージル・エクスナーの"フォワードルック"スタイリング(同時期の他のクライスラーのフルサイズ車にも使用された)を更に大幅に取り入れたより大型のボディシェルを採用しデザインが刷新された。この車は、弾丸型グリルと4灯ヘッドライトの複雑な顔(同時期のキャディラックに酷似している)、背の高いテールフィンとインペリアルのトレードマークの照準型テールライトを備えていた。(392 cu in)に拡大されたヘミ型エンジンは最初の2年間に装備され、このボディスタイルでの3年目で最終年の1959年式は(413 cu in)のウェッジ-ヘッド型エンジンに換えられた。コンバーチブルがインペリアルとしては初めて用意され、中間モデルのクラウンシリーズでも選択できた。エクスナーの"ahead of the competition"スタイリングのお陰で販売は好調で、1957年式は最も売れたインペリアルとなった。 1957年式からインペリアルでは3段階のトリム・パッケージ(trim):スタンダード・インペリアル(インペリアル・カスタムとしても知られる)、インペリアル・クラウンと新しい超豪華なインペリアル・ルバロン(後者の名称はクライスラーが買収した戦前のクライスラー・インペリアルのシャーシに入念な架装をしたコーチビルダーに因んでいた。後年の安物クライスラー・ルバロンと混同しないように。)が選択できた。1950年代末から1960年代初めにかけてのスタイリングは、車に付けられたものとしては最大の大きさの羽を持つ"より長く、より低く、より幅広い"ボディになり続けた。 1958年式モデルは"自動操縦(Auto-Pilot)"と呼ばれるクルーズコントロール機能が導入されたことで特筆される。これはインペリアル、クライスラー・ニューヨーカーとウィンザーの各モデルで装着できた。 1959年式モデルには6ウェイ前席電動ベンチシートの機能の一部として回転シートが導入された。元々は前部ドアが開かれた時にケーブルによりシートが自動的に回転するものであったが、これは直ぐに取り外されレバー操作による手動式でのみ作動するようにされた。 最大の1959年式インペリアルのコレクションはこちら:http://www.1959imperial.shutterfly.com
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