1957年の南海ホークスとは? わかりやすく解説

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1957年の南海ホークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/03 20:18 UTC 版)

1957年の南海ホークス
成績
パシフィック・リーグ2位
78勝53敗1分 勝率.595[1]
本拠地
都市 大阪府大阪市
球場 大阪球場
球団組織
経営母体 南海電気鉄道
監督 鶴岡一人
« 1956
1958 »

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1957年の南海ホークスでは、1957年の南海ホークスの動向をまとめる。

この年の南海ホークスは、鶴岡一人監督の12年目のシーズンである(当時は山本一人)。

概要

一昨年の優勝のご褒美として実施されたハワイキャンプで選手が観光に明け暮れる失態を演じた反省から、鶴岡監督は「今年からキャンプは日本でやる」と宣言。前年2年ぶりに西鉄に優勝をさらわれたものの、前年正捕手となった野村克也穴吹義雄大沢啓二などの主力選手はこの年も主軸として打ちまくり、投手陣ではこの年ルーキーの木村保が新人王となり、前年限りで引退の柚木進に代わりエースにのし上がるなど若手が台頭。木村の21勝をはじめ、皆川睦雄が18勝、長光告直田沢芳夫も2桁勝利をあげたが、それ以外の投手は勝ち星1桁に終わった。打撃陣は本塁打が前年の68本から98本へと倍増したが、盗塁数が前年から半減。チームは4月を首位の毎日から2ゲーム差の4位とまずまずの成績を残し、6月終了時点で首位を奪取。しかし、夏場に入り主力選手が息切れすると8月以降は西鉄に6ゲーム差を付けられ、最後は7ゲームの2位で終わりペナント奪回を逃した。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 大沢啓二
2 森下整鎮
3 杉山光平
4 野村克也
5 穴吹義雄
6 岡本伊三美
7 堀井数男
8 寺田陽介
9 野母得見
1957年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 毎日 -- 西鉄 -- 南海 -- 西鉄 -- 西鉄 -- 西鉄 -- 西鉄 --
2位 西鉄 1.0 毎日 2.0 毎日 1.0 毎日 2.0 南海 6.0 南海 5.0 南海 7.0
3位 阪急 1.0 南海 3.0 西鉄 3.0 南海 2.5 毎日 6.5 阪急 6.5 毎日 8.0
4位 南海 2.0 阪急 4.5 阪急 4.0 阪急 6.0 阪急 10.5 毎日 8.0 阪急 8.0
5位 東映 4.5 東映 6.5 東映 6.5 東映 7.5 東映 19.0 東映 20.5 東映 28.0
6位 大映 5.5 大映 13.0 大映 14.5 大映 14.5 大映 27.5 近鉄 35.5 近鉄 38.5
7位 近鉄 7.0 近鉄 近鉄 20.0 近鉄 23.5 近鉄 35.5 大映 36.5 大映 43.5
1957年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 西鉄ライオンズ 83 44 5 .654 ---
2位 南海ホークス 78 53 1 .595 7.0
3位 毎日オリオンズ 75 52 5 .591 8.0
4位 阪急ブレーブス 71 55 6 .563 11.5
5位 東映フライヤーズ 56 73 3 .434 28.0
6位 近鉄パールス 44 82 6 .349 38.5
7位 大映ユニオンズ 41 89 2 .315 43.5

オールスターゲーム1957

コーチ 山本一人
ファン投票 野村克也 岡本伊三美
監督推薦 皆川睦男 木村保 森下正夫

できごと

選手・スタッフ

[2]

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
木村保 新人王
野村克也 本塁打王 30本 初受賞
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
野村克也 捕手 2年連続2度目
岡本伊三美 二塁手 2年ぶり4度目

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ 年度別成績 1957年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2017年5月22日閲覧。
  2. ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7 



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