1945年から1965年まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/05 14:27 UTC 版)
「労働党 (オランダ)」の記事における「1945年から1965年まで」の解説
1946年2月9日、社会主義政党の社会民主労働党（英語版） (SDAP)、リベラル左派政党の自由民主連合（英語版） (VDB) およびキリスト教左派政党のキリスト教民主同盟（CDU、プロテスタント系）の3政党が合併して誕生した。3党は第二次世界大戦中にカトリックのレジスタンスに参加した者、キリスト教歴史同盟（英語版）（CHU）や反革命党（英語版）（ARP）（いずれもプロテスタント系）の元党員から構成されていた。 結党当初は社会主義に自由主義や宗教、人文主義を包含した理念を有していたが、1948年には党の左傾化に批判的な元自由民主連合系の一部党員が離党して、中道右派政党の自由民主国民党 (VVD) を結成。1946年から1948年にかけてはカトリック人民党（英語版）（KVP）などから成る連立政権の与党となった。1948年にはウィレム・ドレース首相を輩出し、1958年まで連立枠組みを変えながら存続した。 この間国内は大戦からの復興が一段落し、福祉国家建設に取り組みインドネシアが独立を果たした。1958年以後は自由民主国民党に政権の座を奪われ、1965年まで野党に留まった。
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