13騎士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 07:51 UTC 版)
かつてセレスティアに魔物があふれ、セレスティアが滅亡の危機に瀕していたころ、預言者バウルを筆頭とする「伝説の13騎士」が現れた。大天使セラキエルの力を受け継ぐ彼らの活躍により魔物たちは封印され(正確には、倒すことができず封印するのがやっとだった)セレスティアに平和が訪れたという。そして今、彼らの力もまた封印されており、その封印を解くことが出来るのは異世界の住人である救世主もしくは支配者である。ただし、異世界の住人であればそのどちらでもなくとも封印を解くことが出来ることもある。救世主と支配者の戦いの鍵を握る存在であり、その力の強大さゆえにより多くの13騎士を手に入れた側が有利に戦いを運ぶことができる。預言者、聖母、死天使以外の10人は、それぞれナンバーが隣にある13騎士と対の関係にあると思われる。 No.I 預言者バウル セレスティアの人間は絶対に逆らえない「預言者の戒め」を持つ。バウルを目覚めさせるシーンにて救世ノススメの表紙に「I」の紋様が現れることから、No.Iの13騎士であると推測される。救世主に協力していたが、その態度は好意的ではない。一度真弥たちを裏切り、春儚を操って地球を滅ぼそうとした。真弥や四法聖を苦しめるような行動をとるが、少なくとも春儚の病気については気を遣っている模様。真弥に春儚を託したあと、サリエルに滅ぼされる。 No.II 聖母 バウルの神殿に眠る13騎士。その力を求めた璃瑠が手に入れる。支配者としての本性を現したサリエルに一時奪われるが、後に取り返す。自分の命を渡すことですでに死亡した者を蘇生する力を持つ。 No.III 雷帝イシュテルテ その名の通り、雷を操る力を持つ。No.IV 炎帝と対に当たる。別名「優しき破壊神」。真弥が初めて手に入れる13騎士で、剣聖たちを手に入れるまでの長い期間、真弥の唯一持つ戦闘手段となる。力を解放したとき、衣裳が大剣を持つ騎士のような衣装に変化する。自分が支配者ではなく救世主を選んだことにとても満足しており、ときおり落ち込む真弥を叱咤したりしている。一度だけ、涼平に力を貸したことがある。「クロスクルセイドリバースデリンジャー」という技を持つ。 No.IV 炎帝カーラー 雷帝と並ぶ強力な13騎士。No.III 雷帝と対に当たる。『怒れる炎帝』とも呼ばれ、「支配者」榊原涼平の主な戦闘手段として使用される。真弥の雷帝との技の撃ち合いになることが多い。「クロスクルセイドデリンジャー」という技を持つ。 No.V 風神 祇園寺和臣が手に入れるが、涼平に奪われる。No.VI 水神と対に当たる。 No.VI 水神アスルル 聖都バンダルゲルハイムに眠る13騎士。No.V 風神と対に当たる。エリュアデス王の手によって真弥の手に渡る。 No.VII 剣聖アルデヒャルト 死都麗古の13騎士。No.VIII 槍王と対に当たる。氷刃と因縁がある。真弥の元へ行った雷帝、地鬼、水神の呼びかけで自分も真弥の元へ。最終決戦では支配者の槍王と打ち合うことになる。 No.VIII 槍王イルバーン 名無鉄之助が真弥たちを出し抜いて手に入れた13騎士。No.VII 剣聖の対に当たる。好戦的で、封印されている間も周囲に魔物を呼び寄せていた。のちに涼平に奪われ、最終決戦では救世主の剣聖と打ち合うことになる。 No.IX 地鬼リッティモンド 聖都バンダルゲルハイムに眠る13騎士。No.X 氷鬼と対に当たる。エリュアデス王の手によって真弥の手に渡る。 No.X 氷鬼 短期間のうちに支配者が手に入れた13騎士。No.IX 地鬼と対に当たる。 No.XI 白師 短期間のうちに支配者が手に入れた13騎士。No.XII 黒師と対に当たる。 No.XII 黒師 短期間のうちに支配者が手に入れた13騎士。No.XI 白師と対に当たる。 No.XIII 死天使 本来なら存在しないはずの13人目の騎士。女王(クイーン)を倒すために12騎士達が禁忌の法を用いて12に分かれたセラキエルの力を再び1つにし創り出した神。その力は作り出した12騎士にすら恐れられ、バウルの神殿に封印される。
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