12代目 S18#型(2003年 - 2008年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 00:43 UTC 版)
「トヨタ・クラウン」の記事における「12代目 S18#型(2003年 - 2008年)」の解説
「ZERO CROWN〜かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる〜」という広告でのキャッチコピーから、「ゼロクラウン」と通称される。プラットフォーム、エンジン、サスペンションといった主要コンポーネントが刷新され、プラットフォームは新開発のNプラットホームに、エンジンは長く使われた直列6気筒に代わり、より静音性能、環境性能を高めたV型6気筒のGRエンジンに切り替えられた。変速機は2.5 Lが5速AT、3.0 Lはシーケンシャルシフト付の6速ATが搭載された。このモデルで採用されるNプラットフォームは、マークX、クラウンマジェスタ、レクサス・GS(S19#型)でも採用されている。スポーティーで流麗なスタイリングも大きな特徴となり、長く続いたクラウンの保守的なイメージを一新するものとなった。エンブレムの書体も変更されている。 月間目標販売台数は、「ロイヤル」と「アスリート」を合わせて5000台。 2003年12月22日 - 発売。 2004年8月26日 -2.5 Lに四輪駆動車を追加。 2004年12月24日 -クラウン生誕50周年記念特別仕様車を発売。 2005年10月4日 - マイナーチェンジを行う。エクステリアではロイヤル・アスリートにヘッドランプのスモーク化や、フロントグリル、リヤコンビネーションランプのデザインが変更された。エンジンは、アスリートがレクサス・GSと共通の3.5 Lの2GR-FSE)に換装され、出力も315 PSとなった。3.0 Lはロイヤル系のみの設定となる。2.5 L 後輪駆動車は6速ATに変更。「2.5アスリートfour」にも本革シート等を標準装備とした豪華装備のGパッケージを追加。純正オーディオのCDデッキにおいてはMP3対応品となり、ナビゲーションはHDD方式となった。同年から、中国で「皇冠」として現地生産を開始。 ロイヤルサルーンG(2003年型) ロイヤルサルーンG(2003年型)後部 アスリート(コンセプトモデル) アスリート(2005年型) パトロールカー埼玉県警察仕様 中国仕様
※この「12代目 S18#型(2003年 - 2008年)」の解説は、「トヨタ・クラウン」の解説の一部です。
「12代目 S18#型(2003年 - 2008年)」を含む「トヨタ・クラウン」の記事については、「トヨタ・クラウン」の概要を参照ください。
- 12代目 S18#型のページへのリンク