ババス油
ババスの種子(含油分63~70%)より得られるやし油と似た固体脂であるが、一般には、Tucum oil、Murumuru oil、Ouricuri oil及びChune oilを合わせて、アメリカパーム核油と称して流通しているが、この中の主なものはババス油とTucum oilである。 ババス油の性状は、沃素価10~18、鹸化価245~255、不鹸化物0.2~0.8%、融点22~26℃、タイター23℃である。脂肪酸組成は、カプリル酸4.1~4.8%、カプリン酸6.6~7.6%、ラウリン酸44.1~45.1%、ミリスチン酸15.4~16.5%、パルミチン酸5.8~8.5%、ステアリン酸2.7~5.5%、オレイン酸11.9~16.1%、リノール酸1.4~2.8%である。 |
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