ブイ‐エッチ‐エフ【VHF】
読み方:ぶいえっちえふ
超短波
メートル波
波長10~1mまでの電波のことで、別名VHFとも呼ばれている。振動する電界と磁界が連鎖しながら空間を伝搭していく現象を電磁波と呼んでいる。電磁波は周波数の違いによりあらゆる電波、赤外線、紫外線、可視光線、X線などに分類されるが、そのなかでも3000GHz以下の低中周波数で比較的波長の長いものを電波と呼ぶ。この波長をさらに10倍単位で区分して付けられた名称で呼ぶことがあり、水中通信やロランの超波長帯からレーダー用のミリ波帯までさまざまな通信に使われている。一般に知られている呼び名としては、ラジオ放送で使われている中波や短波、テレビ用のVHFやUHF 、中継回線や携帯機器のマイクロウェーブ(マイクロ波)がある。
VHF
VHF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 20:56 UTC 版)
VHF(超短波)は比較的明瞭な交信が行えるが、到達範囲は見通し距離内であるため、高高度でも400km程である。飛行場付近の管制や陸上航空路での管制に使用されることが多い。
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