1価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:02 UTC 版)
化合物中の1価の亜鉛イオンは二原子イオン ([Zn2]2+)の形を取るが、極めて不安定であり不均化しやすい。融解状態の塩化亜鉛に金属亜鉛を加え、冷却させることで得られる黄色のガラス状物質中において[Zn2]2+の存在が確認されている。Zn2+2という1価イオンの形は1価の水銀の二原子イオンであるHg2+2に類似しており、その二量体構造を反映して反磁性を有している。初めて合成された1価の亜鉛化合物はデカメチルジジンコセン(英語版)((η5-C5Me5)2Zn2)であり、これは初めて合成されたジメタロセンでもある。
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「1価」の例文・使い方・用例・文例
- 1価の不飽和有機基C3H5
- アジ化水素酸から誘導される1価のN3属
- トルエンから誘導される1価の基
- ベンゾイル酢酸から誘導される1価の基
- 柔らかくて銀灰色の1価のアルカリ金属元素
- 重い銀色の有毒の1価と2価の金属元素
- 水素原子を1つ取り除くことにより、メタンから誘導される1価の炭化水素基C2H5
- 周期表第1族に属する1価の金属の総称(リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウム)
- 水素原子を1価の炭化水素基に置きかえることによってアンモニアから誘導される化合物
- 1価カチオンR-N:N-(Rは芳香族炭化水素)
- アルシンから誘導される1価の基
- 化合物に含まれる1価の―CN基
- 塩基、ある種の酸、アルコールなどの化合物に存在する1価の−OH基
- メタンに由来する1価のCH3-基
- 1価の有機基C3H7-で、プロパンから得られる
- 1価の陰イオンO2-
- 1価の陰イオンO2-を含んでいる金属の酸化物
- エチレンから誘導される1価の化学基
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