鹿島の祭頭祭
名称: | 鹿島の祭頭祭 |
ふりがな: | かしまのさいとうさい |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 祭頭囃保存会 |
選択年月日: | 1976.12.25(昭和51.12.25) |
都道府県(列記): | 茨城県 |
市区町村(列記): | 鹿島市,神栖市 |
代表都道府県: | 茨城県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | 鹿島神宮の祭礼日である三月九日に行われる。鹿島神宮の氏子六十六字を南郷、北郷の二郷に分け、両郷から各一部落が前年の祭頭祭の夜ト定され、この両部落(左方大頭、右方大頭という)が祭に奉仕する。まず神宮の御分霊を部落へ奉斎し、一年後の祭事奉仕までの村内安全を祈願し、神宮へ日参する。諸準備の後、当日、左右両者が鹿島の本陣につめる。部落の大小によるが、一部落百五十人~三百人ぐらいで、役員は陣笠、羽織、袴、囃子人は色鮮やかな祭衣、襷、鉢巻で樫棒を持つ。神宮の出立祭に町役人の先導で、衣冠束帯で肩車に乗った大総督以下役員が参列、終って本陣より月読社、年社を参拝、続いて一行は町中を練り、夕刻再び神宮の春季祭に参列し、明年の祭頭祭当番が宮司の神トによってきめられる。練りには甲冑姿で肩車に乗った大総督を先頭に大高張提灯、大旗、大軍配、各種纒馬印などを立てた行列を組み、勇壮活発な囃子をはやし、樫棒を組んでは解き、解いては組んで町中を練る。 |
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