魚介類の卵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:20 UTC 版)
詳細は「魚卵」を参照 卵巣食用にする魚介類の卵は産卵後を漁獲することは稀で、メスが体内に持つ成熟した卵巣を解体食用とする。そのため他の卵とは違い、日本では「卵」と呼ぶものの実物は産卵される前の卵巣やそれをほぐしたものを指し、内臓として扱われることも多い。魚介類のうち魚類の卵巣は真子(まこ)とも呼ばれる。鯛の子 : タイの卵巣 筋子 : 鮭の卵巣。ほぐしたものをイクラという。 カズノコ : ニシンの卵巣 とびこ : トビウオの卵巣をほぐしたもの たらこ(明太子): タラ(スケソウダラ)の卵巣 キャビア : チョウザメの卵巣をほぐしたもの カラスミ : ボラの卵巣 ぶりこ : ハタハタの卵巣 フグの卵巣(多くは猛毒を含むため、日本で食用とするのは石川県の河豚の卵巣の糠漬けのみ) 子持ちシシャモ(あるいはカペリン(カラフトシシャモ)) このこ(くちこ) : ナマコの卵巣 ウニの卵巣 たこまんま : タコ(ヤナギダコ)の卵巣 内子 : カニの卵巣 甲殻類が抱卵中の成卵外子 : カニの卵 えびこ(蝦子) : エビの卵 産卵された魚卵子持ち昆布 : コンブへニシン(あるいはカペリン(カラフトシシャモ))に産卵させたもの。多くは養殖される。 海藤花(かいとうげ) : タコ(マダコ)の卵
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