高速巡洋型クルーザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:40 UTC 版)
「ガミラス帝国の戦闘艦」の記事における「高速巡洋型クルーザー」の解説
『ヤマト』『ヤマト2』に登場。デザイン担当は松崎健一。 デストロイヤー艦系列の中でも巡航性能と火力を強化したタイプとされる。デストロイヤー艦に比べ、船体が延長されているため、デストロイヤー艦系列の中で、サイズは最も大きく、クルーザー艦、または高速巡洋艦とも呼ばれ、唯一、巡洋艦に分類されている。特徴的な艦首の「目玉」型の大型エネルギー砲が片舷2門ずつ計4門あるが、デストロイヤー艦にくらべ小口径化されている。このことにより一弾あたりの破壊力は低下したが、発射速度と命中率は向上し、結果として攻撃力は強化された。他の武装は大型のガミラス式無砲身3連装砲塔が上甲板に2基(艦首・艦尾に各1基)配置とデストロイヤー艦より少ないが、その分大口径であり、火力は損なわれていない。また、両翼部に小型魚雷発射管各1門計2門、三連装エネルギー機関砲各1基計6門を備える。ひおあきらの漫画版では巡洋艦に類別され、艦底部にも主砲がある。 劇中での登場 宇宙戦艦ヤマト 第9話で初めて登場。駆逐型デストロイヤー艦やシュルツ艦と共に補修中のヤマトへ砲撃するも、アステロイドシップの岩盤とアステロイドリングの攻防一体の戦法で防がれる。 宇宙戦艦ヤマト2 ガミラス残存艦隊として、第3話から登場する。 宇宙戦艦ヤマトIII 第16話で、デスラーの回想シーンで1カットだけ本艦に似た艦が登場している。艦体はクルーザータイプに近いが、「目玉」は合計2つで、艦前部の無砲身3連装砲塔がデストロイヤー艦同様、小口径砲塔2基になっている(艦尾はドーム状構造物になっており、砲塔がない)。なお、他のカットでは、普通の駆逐型デストロイヤー艦が描かれている。
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