駅舎の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 15:09 UTC 版)
当駅は先代の駅舎が築90年以上となり、老朽化して手狭になっていたことに加え駅前広場が整備されていなかったこと、また駅西側の舟戸地区で宅地開発が進捗していた背景から、小須戸町時代から駅周辺整備が計画されていた。 市町村合併後、新潟市とJR東日本新潟支社は2006年度から2010年度までの5箇年計画による「矢代田駅周辺地区都市再生整備計画」を策定し、この一環で橋上駅舎への改築事業が実施された。 この改築工事は2006年12月に着工した。改築にあたり、プレハブ造の仮駅舎を設置した上で旧駅舎を撤去。さらに駅舎周辺が狭隘であることから一部の住宅を移転するなどして駅前広場の建設用地を確保した。 また駅西側には橋上駅舎の地上部や駅前広場を設けるための用地が開発段階から確保されており、東西双方から建設工事が進められ、2008年6月14日より橋上駅舎および自由通路の仮供用を開始した。 駅舎は2008年9月に竣工したが、駅前広場と周辺の市道などの整備が引き続き進められ、2010年夏に全面竣工した。 駅舎の設計はジェイアール東日本建築設計事務所が、施工は第一建設工業が行った。延面積は1,266.4m2。 なお、整備事業は豊栄駅や亀田駅と同様に新潟市の合併建設計画に盛り込まれている。
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