食品中の飽和脂肪酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:58 UTC 版)
「米国の食事目標」が策定されたときに、飽和脂肪酸の摂取を減らすために動物性脂肪の摂取を減らすことが目的とされた。このように、動物性脂肪中に比率として多く含まれる脂肪酸である。 植物油では、全脂肪中の飽和脂肪酸の割合は低い油も多いが、ココナッツ油やカカオバターのように飽和脂肪酸を大量に含む油もある。植物油の脂肪酸組成は植物油の一覧#植物油の脂肪酸組成を参照。 主な食品中の全脂肪における主な飽和脂肪酸の割合は、次のとおりである。 食品中の全脂肪における主な飽和脂肪酸の割合食品ラウリン酸(12:0)ミリスチン酸(14:0)パルミチン酸(16:0)ステアリン酸(18:0)ヤシ油 47% 18% 9% 3% バター 3% 11% 29% 13% 牛挽肉 0% 4% 26% 15% ラード 0% 1% 23% 13% ブラックチョコレート 0% 0% 34% 43% ココアバター 0% 0% 25% 33% キングサーモン 0% 1% 29% 3% 鶏卵 0% 0.3% 27% 10% カシューナッツ 2% 1% 10% 7% 大豆油 0% 0% 11% 4%
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