風一族(かぜいちぞく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:22 UTC 版)
「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」の記事における「風一族(かぜいちぞく)」の解説
徳川政権から魔法陣の布陣を任された大和風水の一族。一族は名前の最後に「風」の字がある。彼らの陣はその土地に満ちた気脈を維持・制御するものである。水一族の妨害があったが当時の長がこれを撃退し、魔法陣の布陣に成功する。 なお、風水編に登場した技の正確な漢字表記は不明である。 永劫の陣(えいごうのじん) 徳川家康が風一族に江戸を災いから守るため作らせた魔法陣。まず、イザナギ命を祀る社をいくつか建立し、それぞれを三地点で結び、邪気を封印する。更にそれを五芒星の形状に重ね守護の威力を増加させる。その五芒星の一星であるのが神谷道場、赤べこである。 北斗の陣(ほくとのじん) 寛永寺・増上寺・浅草寺の三寺で東京の鬼門である巽を守護していた陣。三寺の配置によって龍の頭・心臓・尾を形成する。 陣風(じんぷう) 声 - 子安武人 風水を操る風一族の最後の生き残り。服装は全体的に緑色をしている。羅盤にもなっている八卦鏡を使う。龍脈による東京破壊を阻止するため、剣心と武蔵野の地底、日光などに行き共闘する。なお、かつて想いを通じ合った人がいたが、陣風にその使命を全うさせようとした彼女が去ったため子は無く、一族は自分で途絶えてしまうと語る。事件解決後、堀田から翡翠の紋章を受け取り、どこかへ封印するため旅に出た。技 陣・旋風波(じん・せんぷうは) 陣風が襲い掛かる式神に使用した。相手を凄まじい風で吹き飛ばす。 裂爆波(れつばくは) 泉を守る五芒星を陣風が破壊したとき使用した強力な技。球状に凝縮した気を対象に命中させる。 鎮眼の陣(ちんがんのじん) 龍脈が邪悪化することを静めるため陣風が使用した。 退・雀・清・浄(たい・じゃく・せい・じょう) 玉座の陣で幻に苦しむ剣心に陣風が邪気を弱めるために使用した。 大和風水・鳳凰の陣(やまとふうすい・ほうおうのじん) 陣風が己の命を懸けて捨て身で霊水に放った技。強力な気を相手にぶつける。 風一族の長 声 - 稲葉実 275年前に風一族の長であった男で、仮面を被っている。気を衝撃波として発することで相手を吹き飛ばす。永劫の陣の布陣を阻む水一族に対し部下の気を自らに集約させ、全ての気の力を駆使して撃退。見事布陣を成功させる。
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