須賀神社 (小山市)とは? わかりやすく解説

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須賀神社 (小山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/01 18:19 UTC 版)

須賀神社

拝殿
所在地 栃木県小山市宮本町1-2-4
位置 北緯36度18分43.2秒 東経139度47分54.3秒 / 北緯36.312000度 東経139.798417度 / 36.312000; 139.798417座標: 北緯36度18分43.2秒 東経139度47分54.3秒 / 北緯36.312000度 東経139.798417度 / 36.312000; 139.798417
主祭神 素盞嗚命大己貴命誉田別命
社格 郷社
創建 940年天慶3年)
例祭 7月14 - 21日例大祭(祇園祭)
主な神事 2月11日紀元祭(建国記念祭)
2月17日祈年祭
4月初旬日曜日太々御神楽祭
6月30日大祓式
10月17日神嘗祭
11月23日新嘗祭
12月23日天長祭
12月31日大祓式
地図
須賀神社
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須賀神社(すがじんじゃ)は、栃木県小山市宮本町一丁目にある神社である。旧社格は郷社。

祭神

歴史

神紋

この神社は社伝によれば、940年天慶3年)藤原秀郷が現在の小山市中久喜に創建したのに始まるとされ、現在地に移ったのは平治年間(1159年 – 1160年)とされる。中世には小山氏の崇敬が篤く、小山城の守護神とされた。元は小山城内にあったとされるが、江戸時代初期、小山藩藩主となった本田正純によって現在地に移転されたという。

小山城の別名である祇園城の名はこの神社(祇園社)に由来している。小山市全域、野木町、国分寺地区、下石橋、小田林地区などを含む、小山六十六郷の総鎮守であった。1605年には小山城主本多正純より計50石を寄進され、のちに15石の朱印地を認められた。[1]

境内

参道は旧日光街道に面した通りから始まっているが、現在は道路によって分断されている。境内には小山氏やその祖である藤原秀郷の顕彰碑がある。また、天狗党に属した昌木春雄はこの神社の神職の次男であり、彼の顕彰碑も立てられている。社殿の南側には七ツ石がある。この七ツ石は本来祇園城にあった石であるとのことで、小山の伝説に登場するもの。また、参道脇にある石鳥居は1653年に造立されたもので小山市では最も古いものであり、県内でも二番目に古い鳥居である。

祭典・神事

1月1日:歳旦祭
2月節分の日:節分祭
2月11日:紀元祭(建国記念祭)
2月17日:祈年祭
4月初旬日曜日:太々御神楽祭
6月30日:大祓式
7月14 - 21日:例大祭祇園祭
10月17日:神嘗祭遙拝式
11月23日:新嘗祭
12月23日:天長祭
12月31日:大祓式・除夜祭
なかでも祇園祭は大規模で、江戸時代の『下野国誌』にも「当国第一の祇園会なり」とある。

文化財

石鳥居

重要美術品(国認定)

  • 蓬莱鏡

栃木県指定有形文化財

  • 朱神輿

小山市指定有形文化財

現地情報

所在地
  • 栃木県小山市宮本町1-2-4
交通

脚注

  1. ^ 栃木県の歴史散歩

関連項目

外部リンク




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