天翁院とは? わかりやすく解説

天翁院

読み方:テンノウイン(tennouin)

宗派 曹洞宗

所在 栃木県小山市

本尊 釈迦如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

天翁院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 03:45 UTC 版)

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天翁院 てんのういん
所在地 栃木県小山市本郷町1丁目9−41
山号 祇園山
院号 天翁院
宗旨 禅宗
宗派 曹洞宗
創建年 久寿2年(1155年
開基 小山政光
中興年 文明4年(1472年
中興 小山高朝、培芝正悦
正式名 祇園山萬年寺天翁院
祇園山万年寺天翁院
法人番号 9060005005030
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天翁院(てんのういん)は、栃木県小山市本郷町一丁目にある曹洞宗の寺院。

概要

小山祇園城跡の一角にあり、小山氏の菩提寺として知られる。久寿2年(1155年)、小山政光の開基といわれる。当初は北山(小山市中久喜地内)に創建されたが、文明4年(1472年) 、小山持政が培芝正悦(ばいし しょうえつ)を中興開山の師として招聘し、現在地に移建した。とくに18代小山高朝に崇敬され、この頃に小山市の菩提寺として発展した。

院号の天翁院は、小山高朝の法名「天翁考運」にちなむ。[1]

境内

境内は約一万五千坪に及び、城山公園に隣接している。もともと祇園城の一角にあったため、境内には現在も土塁や空堀の跡が残っている。参道には多くの地蔵や、石碑、歌碑などが立ち並び、参道横にあるコウヤマキは樹齢400年以上とされ、小山市の天然記念物に指定されている。

また、小山市累代の墓所とされる一角には合わせて7基の五輪塔、宝篋印塔があり、小山氏の顕彰碑などもある。

文化財

栃木県指定文化財

  • 絹本着色培芝正悦像[2]

小山市指定文化財

  • 天翁院蔵板碑(69基)
  • 小山高朝書状
  • 天翁院のコウヤマキ

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 小山市教育委員会文化振興課『おやま百景ガイドフック-Point of interest in OYAMA guide book』小山市、2004年5月15日、p8
  2. ^ 「小山市指定文化財」小山市公式webページ(2008年11月29日閲覧)

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