鞠山陣営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 07:55 UTC 版)
「VANILLA FICTION」の記事における「鞠山陣営」の解説
鞠山雪彦(まりやま ゆきひこ) 「双六ゲーム」の佐藤の対戦相手である、もう1人の指輪の持ち主。 職業は警察官。左目のみがサングラスになっている眼鏡を着用している。29歳。人生で一番大事なものはアドレナリンであると考えているため、ケンカを何よりも好み、勝負事に勝つことに常軌を逸したこだわりを持つ。警察上層部や裏世界と深い繋がりがあり、犯罪の揉み消しの後始末を行っている。 息子にドラジェがいる。別れた妻から押し付けられる形で引き取ったが、数年を共に暮らす内に親子の絆を育んだことで、鞠山にとってドラジェは何者にも代え難い最愛の存在になっている。 佐藤に次々に刺客を送り全国指名手配犯にでっち上げ、追い詰める。 鞠山駑螺滋恵(まりやま ドラジェ) 鞠山雪彦の息子。小学5年生。両目の下に泣きぼくろがある。 鞠山の妻が離婚後に妊娠していたことが判明し生まれた子(もっとも鞠山の妻は複数の男性と関係をもっており本当に鞠山の子供かは不明)。ドラジェが小学二年生の時に、鞠山の元妻の再婚が決まり厄介払いに鞠山の元に押し付けられた。母親からはまともに愛情を受けてこなかったが、鞠山とは時を重ねるにつれ親子の情を交わすようになった。 紗々蔵(ささくら) 太宰と同じく「双六ゲーム」の進行役の「不死者」。鞠山を指輪の持ち主に選ぶ。外見は中年男性。ラムネ[要曖昧さ回避]が好物。双六ゲームが決着すれば自分が死ぬ事を受け入れ、そのため完全燃焼した達成感を得て死にたいと願っており、鞠山に困難な仕事を任されることを望んでいる。 楡ノ木(にれのき) エリを狙った刺客。髑髏マスクを付けている。役者になり映画製作に携わることを夢見ているが、叶わず借金まみれになっている。中二病の気がある。 借金の弱みにより鞠山に利用され佐藤邸に拳銃を持って押し入るが、佐藤の策により敗北。その後、今度は逆に佐藤に脅迫される形で協力させられる羽目になる。当初は自身の保身のために渋々従っていたが、次第に佐藤に情が移り自分から佐藤のために動くようになり、佐藤のエリ奪還成功とともに別れた。 着ぐるみの男 エリを狙った刺客。殺人の揉み消しを条件に鞠山からエリの誘拐を請け負った。山中で佐藤を襲い、パンダの着ぐるみを着ることで佐藤に弱点を洞察されることを防ぎ、エリを攫った。
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