青の教団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 02:41 UTC 版)
本物のシエル・ファントムハイヴ 「青の教団編」で登場した本物のシエル。青の教団の教祖、蒼き星・シリウスの正体。 シエルと瓜二つの容姿を持つ少年。実はシエルは双子の兄弟であり、本物のシエルこそ、本来の家督を継ぐ予定であった者であり、現在のシエルのように自信に溢れ、社交的で前向きな思考を持つ。幼少期からファントムハイヴ家の次期当主として申し分ない才能を見せたために両親や親族たちからも一身に期待を受けていた。一方で、病弱な弟を一番に可愛がるよき兄でもあり、一番の理解者でもあった。後述の過去によって死亡しており、そのために弟がシエルに成り代わったという経緯を持つ。実はその死体は葬儀屋に回収されており、「歪んだ肉人形」の研究の末に、「青の教団編」において自我を持った状態で復活を遂げた。 3年前の惨劇の日に、襲撃者によって弟とともに誘拐され、人買いに売り飛ばされる。買われた相手先では凄惨な拷問と凌辱を受けるも弟を守るという一心で、兄弟で耐える生活を送る。また、その際には偶然所持していたファントムハイヴ家の当主の証である指輪を飲み込んで隠していた。最終的に黒ミサの生贄として殺され、その際に、彼の魂を代償として召喚された悪魔こそが、のちのセバスチャンであった。その後、シエルに成り代わることを決めた弟の命令を受け、そのはらわたより指輪が取り出される。 上記の通り、「青の教団編」において葬儀屋によって「歪んだ肉人形」の最高傑作として自我を持った状態で復活を遂げる。理由は不明だが、まずアグニを殺したあと、ファントムハイヴ邸に帰還し、本物のシエルとして振る舞ったうえで、弟を偽者と指摘しつつ、部下ブラバットを使って青の教団の大量殺人の罪をなすりつける。そして、本来自分が継ぐはずだったファントムハイヴ伯爵の座を取り戻そうと目論む。 葬儀屋(アンダーテイカー) 青の教団の実質的な黒幕。本物のシエルを蘇らせた本人。 →#ファントムハイヴ家の協力者 蒼き星・シリウス ブラバットよりお星様と呼ばれる4人の1人。1つ星で表される。教祖。正体は本物のシエル。 カノープス ブラバットよりお星様と呼ばれる4人の1人。2つ星で表される。正体は不明。率直な喋り方。ホール内にある個室は非常に簡素。 ベガ ブラバットよりお星様と呼ばれる4人の1人。3つ星で表される。正体は不明。喋り方が二人で喋っているように表現される。ホール内にある個室はファンシーで鏡や枕が2つある。 ポラリス ブラバットよりお星様と呼ばれる4人の1人。4つ星で表される。正体は不明。執事と名乗っている。ホール内にある個室は非常に荒れている。
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