関東やきものライナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:51 UTC 版)
「常磐高速バス」の記事における「関東やきものライナー」の解説
東京駅と笠間市を結ぶ路線として1999年2月1日に運行を開始。当初より茨城交通の単独運行で、JRバス関東は運行支援のみ担当していた。鉄道では直行できない区間を結ぶ路線であったが、運行区間延長や運賃割引などの営業施策を展開したものの、輸送人員の伸び悩みにより2007年10月31日限りで運行を休止した。 その後、2012年6月1日より、秋葉原駅発着で、友部駅を経由せず旧笠間市のみで乗降扱いを行う路線として運行開始。2013年4月18日には栃木県域となる益子駅まで路線を延長、新たに「関東やきものライナー」の愛称が付けられることとなった。土日祝日を中心として乗車率が高いことや、通過地であった茂木町からの要請により、同年9月1日から、土日祝日に1往復増便するとともに、茂木町内に1箇所バス停を増設(茂木さかがわ館前)した。 なお、これに先立つ2011年には、3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で常磐線が不通となった際に緊急支援バスとして笠間市役所西(友部消防署付近。友部駅から約1km南西) - 秋葉原駅間を運行した。 新型コロナウイルス感染拡大の影響による移動需要の減少に伴い、2020年(令和2年)3月23日より一部便を運休。同年5月11日から7月2日まで全便運休。7月3日から一部便の運行を再開。 2021年(令和3年)1月15日より当面の間全便運休。同年3月13日より1往復の運行を再開。同年7月22日よりさらに1往復の運行を再開、計1日2往復となるが、移動需要の減少により、同年8月5日より1往復を運休。同年10月23日より1往復を土曜・日曜・祝日に限り運行再開。同年11月6日からは2往復の運行を再開(うち1往復は土曜・日曜・祝日運行、前日までの土曜・日曜・祝日運行便は毎日運行に変更)。これにより平日1日3往復、土曜・日曜・祝日は1日4往復となる。 2022年(令和4年)1月11日より、1日1往復のみの運行となる。 また、2021年(令和3年)9月16日より笠間手越停留所を道の駅かさま内に移設し、停留所名も道の駅かさまに変更。 「茨城交通笠間営業所#高速路線」も参照
※この「関東やきものライナー」の解説は、「常磐高速バス」の解説の一部です。
「関東やきものライナー」を含む「常磐高速バス」の記事については、「常磐高速バス」の概要を参照ください。
- 関東やきものライナーのページへのリンク