関与した企業
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2014年8月19日に、エジプト軍の監督下に運河の建設作業に当たる42社が選定された。2014年10月にエジプト政府は6社の国際浚渫企業と契約を結んだ。アラブ首長国連邦の国立海洋浚渫会社、オランダのロイヤル・ボスカリス・ウエストミンスターとファン・オールト(英語版)、ベルギーのヤン・デ・ヌル(英語版)とDEME(英語版)、そしてアメリカ合衆国のグレート・レイクス・ドレッジ・アンド・ドック(英語版)である。これらの企業は5つの工区で工事を行い、6番目の工区はエジプト陸軍の工兵隊が工事を行った。 2014年10月に、2本の道路トンネルと2本の鉄道トンネルを建設するために、国有のエル・モカウルーン・エル・アラブ(英語版)と民間のオラスコム建設産業(英語版)が選択された。2014年11月にエジプト軍は、この契約に加えて、ドイツのヘレンクネヒト(英語版)がトンネル掘削機器の納入業者として選定されたと発表した。 競争入札を経て、2014年8月19日にスエズ運河地区投資機会の検討のマスタープランの契約が、エジプト軍工兵隊の協力を得るダル・アル・ハンダサ(英語版)に対して与えられた。この作業は6か月かかると見込まれており、結果として2015年3月の投資者向け会議につながった。これに加えて、国際復興開発銀行(世界銀行)により、マスタープランの評価のためにフランスの技術企業エジス(英語版)が推薦された。 アッ=シーシー大統領はロシア訪問中に、新プロジェクトの一環としてロシア工業ゾーンを設立することについて、ロシアのウラジーミル・プーチンと合意したと語っている。 中国はホスニ・ムバラク政権やムハンマド・ムルシー政権の時代からスエズ経済貿易協力区建設などに関わっており、一帯一路政策から同プロジェクトで最も古くて最大の投資国となってる。
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