開発~発表とは? わかりやすく解説

開発~発表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:03 UTC 版)

X68000」の記事における「開発~発表」の解説

初代機X68000は、発売前年昭和61年1986年)に発表された。開発は、パソコンテレビ、X1シリーズ開発したシャープ栃木テレビ事業部。ソフトウェア・ハードウェア共にX1シリーズとの互換性一部周辺機器除いてないが、実質上の後継機種である。MZシリーズリリースし、後のMebiusブランドパソコンの元となった大和郡山市産業機器事業部は関わっていない初め発表されたのは、昭和61年1986年10月2日 - 7日開催されエレクトロニクスショー'86(後のCEATEC JAPAN)。シャープブースの一角展示されデジタイズされた女性歌手荻野目洋子65,536色画像と「グラデュース自走」と銘打たれた『グラディウス』の実動画面、そして画面切替によるチェス盤の上をあらかじめレイトレーシングされた玉が跳ねるといったデモンストレーションが行われた。展示画面には「新開発 16ビット パーソナルワークステーション X68000と書かれた絵文字南国イメージした背景表示されていた。 コンパニオンによるデモンストレーションは、「このパソコン、何と喋るんです」のナレーション答えてX68000が「早く紹介して下さいよ」とADPCM発声するもので、その後ハードウェア特徴と構成紹介されるというものだった後述の「マンハッタンシェイプ」はこの時点で名称が確定しており、デモンストレーションでも紹介された。 当時日本68000系を採用したパーソナルコンピューターはほとんど前例がなく、業務用EWS誤解した人も多かったため、会場ではそれほど大きな注目集めなかった。MC68000採用の理由は、メモリ空間が16MBと大きいことと、「OSがのっかりやすい」ことだった。当時日本の電機メーカーの間で68000MPU採用する独自のEWS開発発売するのが一つ流行になっていた背景もあった。 その後、『Oh!MZ』誌を始め、各パソコン雑誌にて取り上げられた事により認知高まり次いでシャープ市ヶ谷エルムホールにて九十九電機協賛しお披露目が行われた(全国各地行われたという説もあるが、詳細不明)。内容ラヴェルボレロFM音源再生しつつ、デジタイズされた画面次々とX1シリーズ用のHDDユニットより読み込んで表示させるというものだったまた、グラディウス』のデモについてビックバイパーだけがカーソルキー操作合わせて可動画面内を飛んでいるというものに変わった

※この「開発~発表」の解説は、「X68000」の解説の一部です。
「開発~発表」を含む「X68000」の記事については、「X68000」の概要を参照ください。

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