ソフトウェア・ハードウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 14:00 UTC 版)
「天体物理データシステム」の記事における「ソフトウェア・ハードウェア」の解説
システム上で実行されるソフトウェアは、ADSの為に特別にプログラムされたもので、天文学上の要請に応えた、一般的なデータベース用ソフトウェアにはない様々な設定の調整が可能となっている。スクリプトは、できるだけプラットフォームに依存しないように設計され、世界中の異なる環境でミラーリングを容易にしているが、天文学関係ではオペレーティングシステムとしてLinuxの利用が多くなっており、Linux環境へのインストールに最適化したプログラムとなる傾向にある。 ADSのメインサーバは、マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード・スミソニアン天体物理学センターに置かれ、2つの64ビットクアッドコアCPU(3.0GHz)と、64GBのRAMを搭載した、x86システムのサーバを、CentOS 6.4で運用している。ミラーサイトは、チリ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、日本、ロシア、南アフリカ、ウクライナ、イギリスに置かれている。
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