開発車種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 07:49 UTC 版)
SIM-LEI 2011年5月に発表した先行開発1号車。1回の充電で333kmの走行が可能としている。開発にはいすゞ自動車・三菱自動車工業など34の事業体が参加した。 SIM-WIL 2012年3月に発表した先行開発2号車。1充電での走行距離が351kmとわずかながら向上した。当初はインホイールモーター型以外に、既存のガソリン車を電気自動車に改造するコンバートEVも開発するとしていた。プジョー・シトロエン・グループやクラレなど34の事業体が参加した。2014年に量産化予定。 SIM-CEL 2011年9月に開発開始を発表した先行開発3号車。スマートハウス、スマートシティなどとの連携を意識して開発されており、積水ハウス、三井不動産などの住宅関連企業が初めて参加。そのほかデンソー、ダッソー・システムズ、などが26社が参画している。2013年3月27日に完成を発表した。SIM-CELに搭載されるリチウムイオン二次電池の電池容量は日産・リーフの1.23倍にあたる29.6kwh。充電方式は、CHAdeMO方式。満充電時での走行距離は324km。走行エネルギー消費量は、EVとしては世界最良級の91.2wh/km。2015年ごろの量産化を想定しているモデルである。 SIM-HAL 2013年3月27日に事業開始を発表された先行開発4号車。94社が開発に参加。マレーシア政府系企業のArcaコーポレーションが参加を表明している。2014年4月1日に完成を発表した。インホイールモーターとコンポーネントビルトイン式フレームの組み合わせに加えて、今回は4輪独立制御を新たに採用。。満充電時での走行距離は404km。また、新開発のモータSS(SIM Super)投入により、35%軽量化、重量当たりのトルクをこれまでよりも少ない63%の電流密度で、1.5倍に上げた。また、モータの損失は20%減少を実現した 。
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